航空機の中に持ち込んだリチウムイオン電池が発火するおそれがあるとして、国土交通省は利用者に対し、電池が内蔵された携帯電話やパソコンなどを貨物室に預け入れる際、こん包するなどの安全措置をとるよう義務づける方針を固めました。 こうしたことから国土交通省は、リチウムイオン電池を内蔵した携帯電話やパソコン、タブレット端末などを貨物室に預け入れる際、電源を切ったうえで、衝撃を和らげるためにこん包したり衣類でくるんだりする安全措置をとるよう義務づける方針を固めました。 対象となるのは客室への持ち込みではなく、スーツケースなどに入れて貨物室に預け入れる電子機器で、国土交通省は利用者がみずから適切にこん包することを促すことで発火を防ぐ狙いです。 国土交通省は、利用者が違反した場合、50万円以下の罰金を科すことにしていて、一般から意見を聞いたうえで来月1日から実施する方針です。
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