「社会インフラを担う銀行として、あってはならないトラブル。ご迷惑をおかけした皆様におわび申し上げる」。みずほ銀行の西堀利頭取は、3月15日から続く大規模システム障害に関する記者会見でこう陳謝した。 15日朝に表面化した障害は、振り込みシステムから起きた。「初動対応に不手際があった」(西堀頭取)ため、これが勘定系システムに波及(図)。その結果、最大で116万件の振り込みが未処理になった。窓口業務やATMもたびたび停止した(表)。
「社会インフラを担う銀行として、あってはならないトラブル。ご迷惑をおかけした皆様におわび申し上げる」。みずほ銀行の西堀利頭取は、3月15日から続く大規模システム障害に関する記者会見でこう陳謝した。 15日朝に表面化した障害は、振り込みシステムから起きた。「初動対応に不手際があった」(西堀頭取)ため、これが勘定系システムに波及(図)。その結果、最大で116万件の振り込みが未処理になった。窓口業務やATMもたびたび停止した(表)。
JR東日本は2011年1月18日、前日に発生した新幹線の運行トラブル(関連記事1、関連記事2、関連記事3)について、運行管理システム「COSMOS」が処理容量の限界を超えたことが原因だったと発表した。 JR東日本によると、17日午前7時過ぎに新白河駅と福島駅でポイント故障が発生。駅と駅との間で列車が止まるのを防ぐため、24本の列車を各駅に停止させるようCOSMOSに指示を出した。この指示を受けて、COSMOSはダイヤ変更を計算するとともに、後続列車についてデータ変更が必要な箇所をチェックした。 本来であれば、COSMOSはダイヤとデータ変更が必要な箇所を、東京の運行本部にあるパソコンに表示する(写真)。 この表示に基づき、運行本部の司令員がデータを変更する。その変更指示を反映した形で、COSMOSがダイヤ変更を完了させる。 ところが、17日はこのように作業を進めることができなかった。という
JR東日本が1月17日朝に発生した運行システムトラブルの件について、新幹線管理全体を担うシステム「COSMOS」にて異常が発生したことが原因だと発表した(日本経済新聞)。 このトラブルは東北、上越など5つの新幹線、計139本が運休・遅延するという比較的大規模なものだったのだが、COSMOSにおいてシステムの容量を超える数のダイヤ変更が入力されたことが発端となったという。これにより東京の運行本部にあるPC22台すべてで「各駅の到着時刻や引き込む路線を示すデータがついたり消えたりする異常」が発生したため運行を中断したそうだ。 そもそもの「COSMOSへのシステム容量を超えるダイヤ変更の入力」については、直前にJR東管内の2つの駅で「降雪によりポイントが切り替わらない」という問題が発生、一時的に大量のダイヤ変更処理が必要になったことで入力されたとのことである。 朝日新聞では、JRと共同開発した日
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