とりあえず通常国会については野田総理に対する問責決議が参議院で可決されどうにもならなくなって閉会という展開になったわけである。それに伴って自動的に廃案となってしまった案件のうち衆議院の選挙制度改革についてはSynodos Journalに見解を明らかにしたところであってまあ世界中から笑いものになるような制度案なので流れてよかったよなと(合憲的に総選挙を行なうことが当面非常に難しくなってしまったという副作用があるわけではあるが)思うところ。この忙しいのに原稿用紙20枚を超えるものを書く破目になったわけで、まあ馬鹿には馬鹿と言わないと気が済まないという私の性癖が悪いわけではあるが、民主党の政治家に対する私の評価がさらに一段下落してもやむを得ないというべきであろう。まだ下がる余地があったのかと聞く人がいるかもしれないが世のなか下には下がいるのであって、少なくとも私は野田総理が今のところ民主党政権