コミスン新春特別企画、太田垣康男先生ロングインタビュー。前回は太田垣康男先生と『機動戦士ガンダム』の関わりから、『サンダーボルト』執筆に至るまでの話でしたが、第2回は太田垣先生がガンダム漫画を描くアプローチについて、より踏み込んで伺っていきます! <太田垣康男先生インタビュー (1) (2) (3)> ――『機動戦士ガンダム サンダーボルト』の連載がスタートして「スペリオール」の表紙にガンダムが登場したときには、驚いた人も多かったと思います。 ガンダム漫画を描くことを決めたのには、確信もあったんです。「スペリオール」は30、40代のサラリーマンを読者層にしているんですけれど、リアルタイムの30、40代ではなく、創刊当時の30、40代がターゲットになっている気がしていたんですよね。いまの30、40代は普通にガンダムが好きだろうと思っていたので、これはいけるんじゃないかという確信はありました。