日本車のほとんどは「役に立つけど意味がない」 山口周氏:問題を分析的に、ロジカルに解いていくっていうことの価値が、どんどん減っていくだろうなということを考えるためのフレームがあります。 世の中で売れているモノっていうには必ず、「役に立つ」っていうベネフィットか、「意味がある」っていうベネフィット、どちらかがあります。「役にも立たないし意味もない」っていう商品は、世の中に存在できません。 これマーケティングの専門用語でちょっと難しく言うと機能的便益、functional benefitと言います。一方で「意味がある」っていうのは、マーケティングの用語で言うと情緒的な便益とか自己実現的便益、personal benefitとか言います。僕は「役に立つから買ってる」「僕にとって意味があるから買ってる」と、そういう言い方のほうが平たくていいんじゃないかなと思いますが。 自動車産業を当てはめてみると
すでに報じられている通り、Oculus Japanの立ち上げに深く関わり、日本のVRエバンジェリストとして活発的に活動してきた、GOROmanこと近藤義仁氏(以下GOROman氏)が、12月24日付けでOculusを退社し、自身が開発してきた「Mikulus」の開発にフルコミットする。GOROman氏はすでに有給休暇に入り、個人としてMikulus開発に全力を注ぐ体制だ。 ここでは、GOROman氏へのインタビューを、主要な部分の抜粋という形でお伝えする。 なお、全文だとあまりに脱線も多く、長文になるのだが、UIやVRの未来について非常に示唆に富んだものになっているため、別途、電ファミニコゲーマーにて、大量に注釈を入れた上で掲載を予定している(編集註:12月27日にこちらの記事で全文版が掲載されました)。 まずは本インタビューで、GOROman氏の「本気」を読み取っていただきたい。あくまで
ゲームが人生のようなのか、人生がゲームのようなのか。(後編)【連載:川田十夢】 2014/09/16公開 前編では、ビデオゲームの起源と進化、コントローラーの変遷。つまり前史について考えた。後編となる今回は、偉大なるゲームクリエイターが築いた初期宇宙を巡り、現実とリアリティを直列でつなぐ次世代コントローラーの可能性について、いよいよ具体的に定義してゆく。 かざすしかないARも、入力窓しかない検索も、全部クソゲーでした。 新しい設計のコントローラーには、新しい定義のゲームが必要だ。かつて、十字キーとファミコンの組み合わせで考え得る最高のゲームタイトル『ドラゴンクエスト』を作った堀井雄二が、まだライター業を兼務していた1986年に、『こんなゲームがつまらない(ベスト7)』という見出しの文章を書いている。要するに、クソゲーの定義を自らの感覚で明文化しているのだが、いま改めて読んでみると、コントロ
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