消費者が購買や申込などの行動をするために必要な要素の相関関係を表したもの。「モチベーション」「行動障壁/実行能力」「トリガー」の3つの要素が満たされると人の行動は実現しやすくなる。スタンフォード大学のB.J. Foggビー・ジェー・フォッグ氏が提唱した。 フォッグ式消費者行動モデルは「B=MAT」という公式で表される。なお、「A」はAbilityアビリティの頭文字で実行能力を意味するが、フォッグ氏は「誰でも行えるほど簡単であること」も「A」に含めているため、ここでは「行動障壁」という意味も込められている。 本人のモチベーションが高く、時間がかからない等の行動障壁が低い状況であれば、行動を起こしやすいが、行動を起こすきっかけがなければ、人は行動を起こさない。全ての要素が満たされて消費者は初めて行動できる。 消費者の行動を促すためには3つの要素が必要 消費者の行動を促すためには以下3つの要素が