自民党を揺るがしている青年局近畿ブロックの懇親会での「過激パーティー」問題。懇親会出席者と女性ダンサーがチップのお札を口移ししているように見える写真とともに産経新聞のニュースサイトが報じたことで衝撃を与えたが、なぜ参院政倫審(政治倫理審査会)直前のタイミングで画像が流出したかが、揣摩憶測を生んでいる。 【パリピ写真】かつて「ガーシー砲」の餌食にも……両腕に女性を抱き抱える中曽根康隆氏ほか 本誌・週刊ポストはこの画像流出の経緯について重大証言を得た。自民党和歌山県連会長の二階俊博・元幹事長の側近で、和歌山県議会議長を務めた藤山将材・県議が本誌の取材に応じた。 「私がメディアに流したわけではありませんよ」 藤山氏はそう断わったうえで、この間、県連内部で何が起きていたのかの経緯を語った。 「こんなん外に出たら大変なことになるでしょう」「11月18日の懇親会でのハレンチ騒ぎは、地元では直後から問題