鄭秀和氏は「故国のメディアに初デビュー」と言い、胸ポケットにハンカチを挿して現れた。/写真=イ・テギョン記者 今年に入って日本で最も売れている携帯電話は、2月に発売され、現在販売台数38万台に達している「amadana N‐04A」という機種だ。同機種をデザインしたのは元在日韓国人でデザイナー兼建築家の鄭秀和(テイ・シュウワ)氏。日本初のデザインホテル「クラスカ」や現在建築中の台湾のドーム球場「バタフライ・フィールド」、原宿のバーバリー・ショップを設計した有名デザイナーだ。同氏は最近、amadanaの韓国進出を記念し来韓した。同氏がクリエーティブディレクターを務めているamadanaは、日本の高級デザイン家電ブランドだ。 「父親が祖国で成し得なかった夢を実現したい」。同氏は悲壮な表情で「父親の母国」に進出した感想を述べた。父親の鄭鐘泰(チョン・ジョンテ)氏は東大建築学部を卒業した。同じ学