shio さんのブログエントリにコメントを書き始めたのだけれど、やはり長くなってしまったので自分のブログに書くことにした。 メイリオとは、Windows Vista に新しく搭載された日本語フォントの名前。 私は漢字Talk7 に搭載された日本で最初の和文 TrueType フォントの開発を間近に眺め、その後 Mac OS X 搭載フォントの仕様策定、書体選定とヒラギノ OpenType の開発にかかわることができた。フォントを巡る人たちとの幸運な出会いを通じて文字というものが大好きになったし、書体やフォントの話は気になる。 なので、マイクロソフトが新しいフォントを作っていると知った時、ものすごく良いものが出てきたらどうしようという不安と同時に、どんないい書体を見せてくれるのかなという期待が膨らんだものだった。 残念ながら、Vista に搭載されたフォント、メイリオは期待はずれだった。うる
Windows Vistaのコンシューマー向けパッケージ販売がスタートして、約半月が過ぎた。1月30日の発売日には、秋葉原のカウントダウンイベントの模様が報道されたりもしたが、新宿、有楽町などほかの場所の量販店では静かな船出となったようだ。PS3やWii発売の騒ぎと比較すると、その温度差に拍子抜けを覚えた方も多いのではないだろうか。 もちろんゲーム機ハードとPCのOSを同じ土俵で語るわけにはいかないが、実際のところVistaの発売イベントが盛り上がったのは、秋葉原という土地柄だからだろう。今や実態は「萌えビジネスの街」と化してはいるものの、やはり自作派に支持され続けているショップも多く、独特のユーザー層を抱えるパソコンの聖地であり続けている。 Windows 9x系では95、98、Me、Windows NT系ではNT3x、NT4.0、2000、XPと矢継ぎ早にリリースを続けたOSが5年以上
Windows Vistaのコンシューマ向け販売が開始されたことで、やっと仕事で普段から使っているモバイルPCにVistaをインストールした。それまではシンプルな構成にしたデスクトップPCと、普段は使っていないやや非力なノートPCでしかVistaは運用していなかった。しかし、コンシューマ向けのパッケージ販売がされたことで、PCメーカー各社はVista対応のユーティリティやドライバの配布を開始した。 モバイル環境で使うPCでのVistaの運用は、エンドユーザーに対して(マイクロソフトが“モバイル機能を充実させた”と喧伝するように)何らかの利益をもたらしてくれただろうか。 結論から言えば、VistaのモバイルPCサポート機能は明らかに良い面もあるが、しかし肝心なところでのパフォーマンスが明らかに落ちている。それは省電力性能だ。 ●まずはThinkPad X60sにインストール と本題に入る前に
【勘違いでした】Windows Vistaの「Windowsフォトギャラリー」は酷すぎる【なので俺が酷すぎる】 追記 以下の「上書き保存されてしまったらもう戻せない」は私の勘違いでした。この記事を書く前には上書き保存されたものは戻せないと思っていたのだけど、こちらでご指摘いただいた通り。 ■[PC] Windows VistaのWindows フォト ギャラリーはひどくないような 確認してみたら、確かに直せました。 上書き保存されてしまった ↓ 再度開いて、[修正]に入る ↓ [元に戻す]で元に戻せる という仕組み。勘違いでお騒がせしてしまい、申し訳ありませんでした。 これは私の勘違いであり何か方策があるんだよよくマニュアル嫁やボケが! ということになって欲しいと願っているのだけど、今のところの結論として、「Windowsフォトギャラリー」は酷すぎる。戯れにいじった写真を意に反して
Mac、iPhone、iPod、歌声合成、DTM、楽器、各種ガジェット、メディアなどの情報・雑感などなど 昨日まででBoot Campを使ったVista環境構築はとりあえず打ち止めとなりました。その理由はディスク容量不足。パーティションをわずか11Gバイトしか切ってなかったため、インストール後にドライバをインストールすると、残りわずか400Mバイトという状態になったのです。 これでは内蔵ドライブのパーティション切り直しをしない限り、Vista + Boot Campの環境を続けることができません。そこで考えを切り替えて、「Parallels DesktopでVistaインストール」にトライすることにしました。 Parallels Desktopの最新ビルドである3150は、Vistaにもしっかり対応しているようです。そこで、Windows Vistaをこちらのほうにもインストールしてみるこ
Mac、iPhone、iPod、歌声合成、DTM、楽器、各種ガジェット、メディアなどの情報・雑感などなど 結論:Vistaはかなりいい。ではどこがいいか? 「これまでのWindowsで感じていたユーザーインタフェースの違和感がかなり解消される」 95からXPに至るまでのWindowsの進化は主に「目を引くようなトランジション」「できるだけたくさんの機能」「スピード」だったと私自身は思っているのですが、それがこの最新版では、「手に吸い付くようなレスポンス」を目標としているように思えます。 XPまでのバージョンにあった、にょろにょろした気持ちの悪い動きが、「気持ちのいい動き」に変わったという印象を受けます(ロバート・フリップ御大による効果音も含む)。スクロールのときのスピードアップ、スピードダウンの仕方とか、これまで「やりすぎ」だったところをチューニングした感じもします。Macのヒラギノで美し
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