後輩に、データに意味はないよって話をした。自分も卒論ぐらいまでは「データに意味がある」と思ってたし、それでも普通の生活には何も不自由はなかった。実際多くの人はデータに意味があると思うだろう。 例えば、 日本で年間3万人自殺する人がいる。 これを多いと思う人が大半じゃなかろうか。人数の相場は、一家族で2-10人、学校一つで500人とかで、万人単位になると、でかいコンサートなり日本シリーズの試合を見に行かないと、一同に会することはない。こういうのが感覚的にわかってるから、3万人は「多い」。 日本で年に死ぬ人合計で100万人ぐらい、交通事故で死ぬ人が1万人ぐらい。こういう「比べる」数字があれば、3万人の意味もまた違った捉え方ができるだろう。 データに意味がないから論文を書く 感覚的に「背景を知ってたり、相場がわかる」から「意味があるように感じる」だけで、やっぱり数字そのものには意味がない。まして