(2017/11/24落合陽一さんご本人からのコメントを文章最後に追記) 最近、落合陽一さんの言説にはまっている。 著書も読んでいるし、ネット上で見つけた記事は片っ端から見るようにしている。 情熱大陸も(一応)見た。 しかし、落合陽一さんの言説を知るほどに、自分の中での違和感が広がっていった。 これはなんだろう?と考察した結果、自分が行きついた結論は 「それは自分が医師という職業の中で生きているからだ」 という点である。 先に述べておくが、これは落合さんを批判する文ではない。 むしろ、落合さんの言説にはほぼ賛同しているし、これから述べることも著作の中できちんと考察されている。 この文は、それを医師という背景からとらえ直したものである。 まず、落合さんに抱いた違和感について書く。 それは、彼の描く未来像への違和感である。 これからの人類がどういった方向に向かっていって、そのために私たちがどう
あなたは、人に「FPGA」を正しく説明できるだろうか? いまや常識となりつつあるFPGAについて、あらためてその概念から仕組み、最新動向までを解説する。(編集部) FPGAとは 近年、1度も「FPGA」という言葉を聞いたことがないというシステム・回路設計エンジニアはほとんどいないと思います。非常になじみのあるデバイスになってきたとともに、生産性を大きく向上できるデバイスとして、実際に使っているエンジニアの方も急増しています。いまでは、FPGAが採用されている製品に触れない日はないというほどです。 例えば、民生用途では、皆さんがいま購入を検討されているであろう薄型液晶・プラズマテレビ、HDDレコーダなどのオーディオ/ビジュアル関係の製品に搭載されています。また、コンピュータや携帯電話基地局、通信インフラストラクチャ関連製品などにも多く採用されています。しかし、具体的にFPGAって何? どこが
若者の理科離れとか理系離れとか言うじゃない。まあそりゃそうだよねってのが理系就活生を観察しているとよく分かる。自分は東京大学の工学系修士学生で学内外問わず色々な人の状況を知っている。日本の理系の現状はなかなかに酷く全くもって夢がない。 まず就職しても待遇が悪い。例えば大手メーカーの研究開発職に就いたとする。修士卒業の場合、だいたい初任給は23万円/月だ。どんなFラン大学を出ていようと東京大学を出ていようが変わらない。一律たった23万円。もちろんここから上昇するにはするが非常に緩やかな上昇だ。年収800万〜1000万に到達する頃には40歳くらいになっているだろう。大学、大学院と勉強や研究を重ね知識や技術を磨いてもこの程度にしかならない人生だ。 一方、大学時代は遊びほうけ頭すっからかんのくせに就活中だけは意識高く振る舞いそれらしいことを言ってうまいこと商社・広告・マスコミ・金融などの大手に就職
プレスリリース 研究 2017 2017.09.06 量子力学から熱力学第二法則を導出することに成功 〜「時間の矢」の起源の解明へ大きな一歩〜 東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻の伊與田英輝助教、金子和哉大学院生、沙川貴大准教授は、マクロ(巨視的)な世界の基本法則で、不可逆な変化に関する熱力学第二法則を、ミクロな世界の基本法則である量子力学から、理論的に導出することに成功しました。これは、極微の世界を支配する「量子力学」と、私達の日常を支配する「熱力学」という、二つの大きく隔たった体系を直接に結び付けるものです。本研究では、量子多体系の理論に基づき、単一の波動関数(注4)で表される量子力学系において、熱力学第二法則を理論的に導きました。従来の研究とは異なり、カノニカル分布などの統計力学の概念を使うことなく、多体系の量子力学に基づいて第二法則を導出したことが、本研究の大きな特徴です。さら
ウェブサイトやオウンドメディア、ブログを運営するにあたり、自分一人でおこなうのか、チームを組んで複数人でおこなうのかによって運営スタイルは大きく変わってきます。 複数人で運営することにより、記事本数の増加や、記事の多様性が生まれるなどのメリットが有ります。一方でライターの募集や記事作成のルール制定、編集、報酬支払いなど、自分一人だけの時にはなかった業務が発生したり、コストが増大したりするデメリットも有ります。 僕も幾つかのメディアのお手伝いをしてきましたが、その体験をもとにチームを組んでメディアを運営する方法や注意点などについて解説します。 チームで運営するメリット・デメリット 物事にはすべて両面が存在します。個人で運用すべきなのか、それともチームで運用すべきなのかは、しっかりとメリット・デメリットを比較した上で判断する必要があります。 もしメリットよりもデメリットの方が上回ると感じたら個
今、世界各国で導入が検討されている「ベーシックインカム」。この制度はどのようなもので、私たちの社会に何をもたらすのか。その実現性や課題も含め専門家の方に伺った。2017年2月8日(水)放送TBSラジオ荻上チキ・Session22「各国で導入を検討、なぜ今ベーシックインカムなのか?」より抄録。(構成/大谷佳名) ■ 荻上チキ・Session22とは TBSラジオほか各局で平日22時〜生放送の番組。様々な形でのリスナーの皆さんとコラボレーションしながら、ポジティブな提案につなげる「ポジ出し」の精神を大事に、テーマやニュースに合わせて「探究モード」、「バトルモード」、「わいわいモード」などなど柔軟に形式を変化させながら、番組を作って行きます。あなたもぜひこのセッションに参加してください。番組ホームページはこちら →https://www.tbsradio.jp/ss954/ 荻上 今日のスタジオ
若い人たちにおたずねします。あなたは「地元に残りたい派」ですか? それとも「都会に行きたい派」ですか? 都会派と答えた人には、耳に入れておきたいニュースがあります。政府が「東京23区の大学は、もう定員を増やさない」と決めたのです。 もともとは全国知事会から「東京一極集中を変えるため、大学の定員を規制してほしい」という声があがったのが始まりです。これを受けて政府は6月に閣議決定した「骨太の方針2017」に盛り込みました。来年にも文部科学省は規制する方針です。 首都圏には全国の学生の4割が集まっています。東京23区の大学の学生数は2010年から16年の間に約3万人増えました。志願者が10万人を超える私立大学も増えてきています。このまま若者が都心に流れては地方はたまらない、と知事らや政府は考えたのです。 実はすでに政府は、定員より多くの学生を入学させている大学の補助金を減らす、という手を打ち始め
Video, 2018 Hualien Forest District Office, Forestry Bureau, COA and the Vision Way Communication Co LTD
取材・執筆に予想以上の時間がかかってしまった拙著『スーパー望遠鏡「アルマ」の創造者たち』(日経BPコンサルティング刊)が、やっと発売にこぎつけました。 2014年のとんでもない革命 2014年11月、国立天文台が発表したとんでもない天体観測画像がある。 その画像は、アンデス山脈の標高5000mに完成した巨大電波望遠鏡、「アルマ」がとらえた観測画像で、「天文学の革命」とすら呼ばれている。 残念ながら日本では一般にはほとんど知られないままだが、欧米のメディアでは繰り返し伝えられている画像なのである。 中心部の明るい星を幾重もドーナツ状のものが取り巻いているその姿は、私たちの太陽系の誕生時を彷彿とさせる。 この同心円状の部分は、いずれも塵からなる円盤だ。 この円盤がさらに凝集して地球のような惑星が作られることが伺えた(すでに惑星ができている可能性もある)。 地球も含めた惑星は、マイナス200℃以
科学に関するニュースを正しく理解するためには、ニュースの元となった科学論文をダイレクトに読むのが一番ですが、ネット上のニュースから情報源となる論文にアクセスできないことも多く、書籍やウェブサイトには証拠ではなく空想に基づいた「心理学」を謳うところも多々あります。このような科学・特に日本の心理学の状況を改善しようと試みているのが関西学院大学の三浦麻子教授。「オンライン調査会社のモニタの過半数は教示を読まずに回答している」「選挙活動をGPSでトラッキングして選挙運動と投票率の結びつきを調べる」といったテクノロジーを使った社会心理学の研究を行う三浦教授に、「どうして研究者となったのか」ということから「科学研究と報道はどのような形であるべきなのか?」など聞いてきました。 関西学院大学に到着。 三浦教授の教授室の扉には「み」が裏表逆になったのれんがかかっていました。 中はこんな感じ。壁一面の本棚にず
パーソナルメディアの力でマーケティングを変革するドリップが資金を調達しサービスローンチ。ベータ版開始2ヶ月で先行案件200件を突破。 株式会社ドリップ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:堀口 英剛)」は個人が企画、運営するパーソナルメディアを利用したマーケティングサービス「drip」をローンチ しました。また、あわせて ICJ1号ファンド投資事業有限責任組合(東京都品川区、代表:服部結花)を引受先とする第三者割当増資を実施し、2,000万円を調達しました。 当社は調達した資金を元に旗艦サービス・運営体制の構築、マーケティング強化を実施。 3年後に1,000万人の消費行動の意思決定をサポートするプラットフォームを目指します。 パーソナルメディアマーケティングサービス「drip(ドリップ)」:https://drip.co.jp/ 先行
行動を起こす人に伴走し、つなぎ、 ともに「あたらしい社会」をつくる。 ETIC.(エティック)という名前は、 Entrepreneurial Training for Innovative Communities.の頭文字をとったもの。 ひらたく言えば「アントレプレナー」を増やすために、約30年活動してきました。 NPOと言えば、「社会のために活動している団体」と見られがちですが、どちらかと言うと私たちは 「こんなことをやってみたい」という個人の挑戦を、応援・支援してきた団体です。 想いのある人に必要なサポートをする。志を同じくする人とつなぐ。 さまざまな人や組織と一緒に、みずからプロジェクトを立ち上げる。 時代のフロンティアで積み重ねてきた活動は、少しずつ、でも確実に社会の変化を生み出してきました。 あなたがいま企業人であれ、学生であれ、地域や社会の課題に取り組む人であれ、 あなたの中に
2011年からの7年間で35校の法科大学院がつぶれてしまった。もっとも多かった時期で74校。その半分近くが倒産するという、粗製濫造が招いた異常事態である。 獣医学部1校認可されるどうかより、国にとってはよほど深刻な問題である。募集停止した法科大学院を年度順に眺めてみよう。 2011年度 姫路獨協大 2012年度 大宮法科大学院大、駿河台大、明治学院大、神戸学院大 2014年度 東北学院大、大阪学院大 2015年度 白鴎大、獨協大、東海大、関東学院大、大東文科大、新潟大、信州大、龍谷大、島根大、広島修道大、香川大、鹿児島大、久留米大 2016年度 国学院大、東洋大、神奈川大、山梨学院大、静岡大、愛知学院大、中京大、京都産業大、熊本大 2017年度 成蹊大、名城大 2018年度 北海学園大、青山学院大、立教大、桐蔭横浜大 このなかには、地方を代表する国立大学、人気が高い私立大学が並んでいる。か
どうも。大河内薫(@k_art_u)です。 最近VALUについて書き続けていたのですが、記事が増えすぎたのでまとめました。 このまとめ記事は随時更新されていきますのでブックマーク必須です! VALUって何? 今や、Yahooトピックスでも記事にされるようになったサービス、VALU。 VALUとは、個人を上場させて、資金調達をするプラットフォームです。 人によっては、1,000万円を超える金額を調達している人もいます。 ただ、流通通貨は円ではなく仮想通貨(ビットコイン)です。 まずはVALUって何?という方は、VALUについてわかるこちらの記事はどうぞ ▶︎VALU体験して登録とか売買とか所感とかの全てをここに記録する。 メリットとデメリットを知りたい方はこちらの記事をどうぞ ▶︎VALUのメリットとデメリットをTwitterから拾い上げてみた VALU運営報告 運営1ヶ月 関連記事:【VA
正直ひさしぶりに、感動的なメールソフトに出会った気がします。その名は「Astro(アストロ)」です。 2017年3月にiOS、及びMac版がリリースされ、現在はAndroid版も公開済み。さらにAmazonが開発したAIアシスタントAlexaや、社内チャットツールSlackとも完全に連携しています。 (最後に説明していますが、Slackとの連携はマジで使えます。Slackユーザーにはほぼマスト、と言っても過言ではないかもしれないので、Slackユーザーは最後まで読んでね!) Astroは、Office 365とGmailのメールアドレスと連携させて使うことができます。一言で言うと、「超イケてるメールソフト」という感じです。 ▼実際に使ってみると、こんな感じの画面です。 Astroでできることを簡単に紹介すると、 チャット感覚でメールを書いて送信することができるようになる。 重要なメールを読
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