皇国にエイハブはいたか 初めに断っておくが、この文章は狛犬とは関わりはない。 まずは、次の2枚の写真を見てもらいたい。 私がここで取り上げるのだから、お察しの通り、これは神社の写真である。しかし、神社の写真として見た時、何かおかしな感じがしないだろうか。 双方ともに、一般的な神社では見られないアーチ状のものが写っているのである。 これは一体なんなのだろうか。 しかも、この2枚の写真には驚くべき事実がある。 2枚のうち、左の写真は台湾最南端の岬である"鵝鑾鼻"の灯台のとなりにあった鵝鑾鼻神社であり、右の写真は樺太南部の札塔にあった恵比寿神社なのである。 台湾も樺太も、かつての大日本帝国の領域であったとは言え、日本列島を挟んで南と北に大きく隔たっている。なぜそんな離れた場所に共通してこんなものが存在しているのだろうか。 最初に入手したのは、鵝鑾鼻神社の写真(絵葉書)だった。それには、このアー
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "雪鯨橋" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2018年1月) 雪鯨橋 瑞光寺の境内にある鯨の骨 瑞光寺、鯨橋の写真 雪鯨橋(せつげいきょう)は、大阪府大阪市東淀川区の瑞光2丁目にある瑞光寺境内の弘済池に架かる橋である。地元では「くじら橋」とも呼ばれる。 概要[編集] 長さは約6m、幅は約3mの橋である。欄干はクジラの骨で造られている。クジラの骨を使用して架けられている橋は日本でもここだけといわれ、また世界でも例を見ない珍しいものとなっている。最初の橋は18世紀半ばに架けられた。古くは橋の全ての部分にクジラの骨が使用されていたと
12月30日に営業をやめて建て替える大丸心斎橋店(大阪市中央区)の本館について、Jフロントリテイリングは11日、1階の内装を保存していくと発表した。有識者による保存検討委員会の結論を受けて決めた。今後さらに調査し、建て替え計画を詰める。 保存の方向性が示されたのは、幾何学模様が特徴的な天井やステンドグラス、柱回りなど1階の内装。現在の建物から取り外せるかどうかなどを調査する。 本館は、米国出身の建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの代表作で、1933年に完成した「大正モダン建築」で知られる。Jフロントは、大学教授らによる検討委を設置し、今年1月から協議を重ねてきた。検討委は、内装について「昭和初期の百貨店建築として当時の商業文化を現代に伝えるもの」とし、保存するよう求めた。 また、Jフロントは本館の外壁についても、御堂筋側の正面と、南北の側面を保存することを決めた。
トルコの黒海沿岸にある街シレに建つOcakli Ada城の修復後の姿がヘーベルハウスのキャラクター「ヘーベル君」にそっくりと話題です。 城は約2000年前に建てられたのですが19世紀頃に崩壊が進み、数年前から修復を行っていました。しかし、復元が終わってみると元の姿とはかけ離れた建物が出現し、地元住民から苦情が殺到。議会で問題視される事態になっているそうです。 シレの街の岬に崩れそうな城を修復することに。左が元の姿、右が修復後の姿。なぜこうなった……? MailOnlineは「まるでスポンジ・ボブ」「修復したらMinecraft(で作った)みたいな城になった」と関係者や地元住民、ネットの反応とともに紹介しています。 以前は雰囲気あったんですけどね…… ある意味新築のような別物として生まれ変わった城ですが、キリストを描いた19世紀のフレスコ画がまったく別物のサルのような姿に修復された事件のよう
『週刊エコノミスト』の読書日記。13回目になります。 池内恵「中東の砂漠に最先端の都市ができる理由」『週刊エコノミスト』2015年7月28日号(7月21日発売)、57頁 今回も、Kindle版など電子版には載っていませんので・・・契約条件が合理的になれば同意したっていいんだけどなあ。 紙版はアマゾンからでも。 今回取り上げたのは、レム・コールハースの『S,M,L,XL+』。 レム・コールハース『S,M,L,XL+: 現代都市をめぐるエッセイ』(ちくま学芸文庫) いい本だなあこれ。終わった時代の話ではなく、これから先を読むための本。 この本の原著英語版は1995年に出ているが、特異な編集と形で、難解な奇書というイメージだった。何度か増補されているが、写真も多く、1冊2.7kgという。 S M L XL: Second Edition 立体的に見ると、こんなんですよ。 体裁の問題もあってか、ず
1974年東京生まれ。最近、史上初と思う「ダムライター」を名乗りはじめましたが特になにも変化はありません。著書に写真集「ダム」「車両基地」など。 (動画インタビュー) 前の記事:エレベーターで富士山の高さ分昇る > 個人サイト ダムサイト 「ダムライター」などと名乗っているけれど、僕はこれまでどんなメディアでもダムの記事を書くときや話をするときに気をつけてきたことがある。 ダムの是非についての判断をしない、ということだ。 しないというか、もっと正確にはできないと思うのだ。だって、自分の家の前を流れている川だったらともかく、よその地域の川にダムが必要かどうか、つまり洪水や水不足が起きるかどうかなんて、ふつうの人には分からないでしょ? だからそんな無責任な物言いはできないし、地域の反対が多くて中止になったらその判断を尊重する。だけどその代わり造ったものは全力で応援するし、洪水や渇水に活躍したら
1970年生まれ。大学卒業後、日本経済新聞社に入社。2002年からフリーに。近年はビジネス誌やウェブサイトで、ルポルタージュやインタビュー、コラム等を執筆。近著に『メディア・モンスター:誰が黒川紀章を殺したのか?』(草思社)がある。仕事に関する情報はブログでも紹介中。「ニュース」より「人」に興味あり。 DOL特別レポート 内外の政治や経済、産業、社会問題に及ぶ幅広いテーマを斬新な視点で分析する、取材レポートおよび識者・専門家による特別寄稿。 バックナンバー一覧 『だれも知らない建築のはなし』というドキュメンタリー映画が各地で公開されている。出演しているのは磯崎新、安藤忠雄、伊東豊雄、ピーター・アイゼンマン、レム・コールハースなど錚々たる建築家たち。いずれも建築界を代表する巨匠ばかりだというのに、その表情や言葉から伝わってくるのは言い知れぬ挫折感である。 巨匠たちはいったい何に挫折し、絶望し
2020年のオリンピック・パラリンピック東京大会まで、あと5年。主催都市として、東京都は全力をあげて、その準備に取り組んでいる。競技場施設の見直しなど、困難な課題にも挑戦し、2,000億円もの経費を節減することに成功した。競技団体などから、さまざまな批判が寄せられたが、情報を広く開示し、都議会でもきちんと説明して、合意形成を図りながら、一歩一歩、前へ進めてきた。 現在も、大会組織委員会と協力しながら、競技施設のさらなる見直しや追加種目の選定などに取り組んでいる。もちろん、道路や交通機関の整備、宿泊施設の建設、セキュリティ対策、ボランティアの養成など、主催都市として必要な機能を果たすため、都市整備にも力を注いでいる。さらには、国際金融センターや国際ライフサイエンスセンターの創設、水素社会の実現など、グローバルな経済競争に勝ち抜き、東京を世界一の街にするための努力も展開している。 このよう
隣接してサン・パオロ門が建つ 18世紀の版画 ガイウス・ケスティウスのピラミッド(英: Pyramid of Cestius,伊: Piramide di Caio Cestio or Piramide Cestia,羅: Sepulcrum Cestii)とは、イタリアローマ市オスティエンセ、オスティエンセ街道のサン・パオロ広場にあるピラミッド。 概要[編集] このピラミッドは、紀元前18年から12年の間に建造されたもので、古代ローマの政務官であり、供儀の七人官(septemvir epulonum)、護民官、法務官を務めていたガイウス・ケスティウス・エプロの墓である。建造された年は、後年、周辺部の発掘により奢侈禁止令が出ていた時代と判明したことからの推測。本人の遺言により造られたことは碑文により判明しているが、なぜ古代エジプトのピラミッドに興味を持ち、自分の墓として用いたかなどは不明。
長野県飯田市に「大平宿」という廃村が存在する。 かつては飯田と木曾を繋ぐ大平街道の宿場町として賑わったものの、昭和45年(1970年)の集団移住で無人となった集落だ。 廃村とはいえ江戸時代から明治時代の古民家が建ち並ぶ町並みは素晴らしく、しかも一泊2000円でそれらの古民家に泊まることができる、“宿泊できる廃村”である。 ただ、大平は山の中にあるので冬季は雪が積もり、大平へと通じる道路は閉鎖となる。その雪によって閉ざされた真冬の大平に、雪下ろしをしに行ってきました。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:全61箇所
組積造であるれんがの基本的な積み方や呼び名を、イラストを添えて施工屋なりに解説します。(地方や年代、弟子明けした事業所等によって若干の違いがあるようですが、どれも間違いではないとおもいます。) A.れんがの据え方や化粧面の違い れんが単体の積み方に依り呼び名があります。 長手面(一般的な化粧面です。21cm×6cm面) 小口面(壁厚のある場合に用いる化粧面。10cm×6cm面) 胴面(はら、ひらとも呼ばれ成型時に切断面になる為粗い化粧面になります。(21cm×10cm面) A-1.小口1丁(一枚)積み 胴面(21cm×10cm面)を上端に、長手面(21cm×6cm面)を壁の化粧面に、壁の厚み半枚(10cm)で積む積み方です。 内測半径1000mmの曲線を巻くと,内側の縦目地が約5mmで外側の縦目地が約27mmになり、かなりみぐるしい仕上になります。上下段での凹凸は大です。 A-2.長手(半
ホキ美術館 HOKI MUSEUM 千葉市にあるホキ美術館に行ってきた。できた当初から、とにかく建物はすごいよ!建物は一見の価値あるよ!あちこちから聞こえつつ、展示品は…?とか、なんかえらく遠そう…と思って、なんとなく足が遠のいていたのだけれど。実は千葉市内で、千葉から外房線で20分、土気駅からは タクシーでもワンメーター、バスもあるし、歩いても20分かからないくらいの距離だったんですね。もっと遠いようなイメージをしていた 千葉市でも最大級の公園『昭和の森』に隣接していて、なるほど環境も良い… んだけれど、実は逆側のお隣はすぐに新興住宅街になっているんですね。低層なので、住宅側からはあまり突飛でないような建物にはなっておるよ うーん、いやー、じゅうぶん突飛か(笑)日建設計の山梨知彦さんによる、かなり自由気ままな建物で、周囲をぐるぐる回っても、なんだか構造がよくわからない不思議建築だ… ホキ
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