「八戸ブックセンター」があるのは八戸市の中心街と呼ばれるエリア。東北新幹線の八戸駅からはバスで約25分、またはJR八戸線本八戸駅から徒歩10分ほど。デパートなどの大型店をはじめ、八戸名物の横丁や飲食店が集まる賑やかな場所にあります。 どうして市営の本屋さん「八戸ブックセンター」ができたかというと、もともと本が好きで、本に育てられたと考えていた八戸市長が、豊かな本との出会いの場を提供したいと、本屋さんの開設など本に関する取り組みを公約に掲げたのがきっかけでした。 本棚は「かんがえる」「こころ」といったやさしい言葉でテーマづくりがされています。たとえば「かんがえる」の棚には哲学や道徳にまつわる本、「みわたす」には星や宇宙の本、「みつめる」には人体や生物の本といったように、普通の本屋さんではあまり扱わないジャンルの本も並んでいて、思いもしなかった一冊との出合いがあるかもしれません。 横丁の多い八