メトロポリタンアカデミー300回記念講演会で講演する山中伸弥・京都大教授=東京都豊島区西池袋のホテルメトロポリタンで2017年12月22日午後0時45分、松田嘉徳撮影 「毎日メトロポリタンアカデミー」300回記念、東京で iPS細胞(人工多能性幹細胞)の開発でノーベル賞を受賞した山中伸弥・京都大教授が22日、東京都豊島区のホテルメトロポリタンで「iPS細胞がひらく新しい医学」と題して講演した。「毎日メトロポリタンアカデミー」(毎日新聞社主催)が300回を迎えた記念講演会で、約400人が耳を傾けた。 今年は、さまざまな細胞になりうるヒトiPS細胞の開発から10年。この間、再生医療や新薬の開発が活発化し、加齢黄斑変性という目の病気の治療に活用されたほか、パーキンソン病など他の疾患への適用も期待されている。