「ミニシアター」をはじめ小規模の映画館の閉館が相次ぎ、古い作品をスクリーンで見る機会が減っているなか、最大手のイオンエンターテイメントは定額で古い作品を何度でも見られる新たなサービスを来年から全国の映画館で始めることを決めました。 全国の映画館を巡っては「シネマコンプレックス」と呼ばれる複数のスクリーンがある映画館が次々と建設されている一方、過去の名作などを上映している「ミニシアター」など小規模な映画館の閉館が相次いでいます。 こうしたなか、最大手の「イオンエンターテイメント」は来年4月から、平日に限り、古い作品を何度でも見られる新たなサービスを全国60の映画館で始めることになりました。 料金は1か月有効のパスが1200円、1年間有効のものは9800円で、それぞれの映画館では過去のアカデミー賞受賞作など48の作品を週替わりで上映します。 この取り組みの背景には、古い作品をスクリーンで見る機
日本映画界で特異な存在感を放った大島渚さんが15日、亡くなった。カンヌ国際映画祭で最優秀監督賞を受賞するなど、世界の“オオシマ”をアピール。晩年に脳梗塞(こうそく)に見舞われたが、半身マヒをリハビリで克服して現場に復帰し、映画製作への執念は最後まで健在だった。 「死のふちをのぞいたから、この映画ができたと思います」 平成11年末、映画「御法度」がようやく公開にこぎつけたとき、大島さんはこう語った。 「マックス、モン・アムール」以来、約10年ぶりの新作として製作発表が行われたのは8年1月。だが、その1カ月後、映画100年祭で講演する北アイルランドに向かう途中、ロンドン・ヒースロー空港で脳梗塞のために倒れ、製作が約2年間にわたり中断した。右半身マヒや言語障害の後遺症が出て、この間、大島さんは妻の小山明子さん(77)らの支えを受けながら、懸命なリハビリを続けたという。 同作のクランクインでは車い
ジョージ・ルーカス - Tim Mosenfelder / Getty Images 映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場するキャラクター、ストーム・トルーパーのコスチュームをめぐり、ジョージ・ルーカス監督がデザイナーを訴えていた件で、イギリスの最高裁判所はデザイナーがレプリカを売却する権利を認め、ルーカス監督が敗訴した。 映画のコスチューム・デザインを手がけたイギリス人デザイナー、アンドリュー・アインスワース氏は、8年ほど前からストーム・トルーパーのヘルメットをインターネットで販売していたが、これに対しルーカス監督は著作権の侵害を訴え、2004年にアメリカで訴訟を起こした。しかし、アインスワース氏はアメリカに資産を保持していなかったため、その後ルーカス監督は2008年にイギリスの高等裁判所へ、さらに2009年には最高裁判所へ訴えを出していた。 アインスワース氏は、映画のコスチュームは芸
御年87歳!宮崎駿に影響を与えた孤高の作家フレデリック・バックが来日!一時は来日が危ぶまれるも、本人の強い希望により実現 フレデリック・バックと高畑勲 1日、江東区の東京都現代美術館で開催される「フレデリック・バック展」開会式が行われ、御年87歳のフレデリック・バック本人が来日を果たし、本展覧会の実現を願っていた高畑勲監督らと再会し、喜びを分かち合った。高齢のため、一時は来日を見合わせるという話も出たというが、フレデリック本人の強い希望により今回の来日が実現した。 映画『クラック!』『木を植えた男』と2度のアカデミー賞を受賞した孤高のアニメーション作家フレデリック・バック。本展覧会は、フレデリックが手掛けた、日々の暮らしや旅の記録などの膨大なスケッチ群と、九つのアニメーション作品の原画など、およそ1,000点にもおよぶ作品を紹介することにより、バックの活動の全容を紹介するという試み。 アト
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