琵琶湖のほとりに「長浜びわこ大仏」なる28mの大仏がある。 そのことは知っていたのだが、平成になってから建てられたものであり、積極的に観に行くほど自分の興味の範疇ではなかった。 しかし。 実は、今のびわこ大仏は2代目で、初代のびわこ大仏こと護国阿弥陀如来は昭和12年に完成したコンクリート製なのだという。そして、残念ながら既に平成4年に取り壊されてしまった。 昭和12年・・・このブログで追いかけているコンクリート像たちと何か関係があるのか? そう思って調べてみる。だが、いつもながらその作者についてはいくら調べてもネット上には出てこない。 うーむ、昭和初期、コンクリート、滋賀・・・。 調べていくうちに、一つの仮説を思いついた。 しかし、断定するには情報が少なすぎるなあ。 そこで、居ても立ってもいられず、筆者はびわこ大仏のある長浜に飛んだ。 ということで長浜。 平安山良畴寺(りょうちゅうじ)とい