タグ

関連タグで絞り込む (1)

タグの絞り込みを解除

personとwriterに関するuserinjapanのブックマーク (3)

  • カズオ・イシグロ 「『わたしを離さないで』 そして村上春樹のこと」 月刊文学界 2006年8月号 by 国際ジャーナリスト 大野和基

    月刊文学界 2006年8月号 カズオ・イシグロ/Kazuo Ishiguro 『わたしを離さないで』 そして村上春樹のこと 一種のミステリーとも読める最新作の意図とは?日で育った幼年時代から作家としての作法、最も気になる現代作家・村上春樹まで旺盛に語る。 - 最初に、最近邦訳が出た『わたしを離さないで』について、お聞きしたいと思います。ご存知かもしれませんが、この前来日されたときにあなたにインタビューした、翻訳家の柴田元幸氏が、この作品についてこう書いておられます。「その達成度において、個人的には、現時点でのイシグロの最高傑作だと思う」。これについてどう思われますか。 イシグロ 翻訳を見ていないので、そのことは知りませんでしたが、お褒めの言葉をいただいて、とても気分がいいですね。ありがたく思います。私は51歳になりますが、とりわけこの年になると、最新作が、少なくとも以前の作品よ

  • エッセイ散歩 虚空の人(五) - 芳野星司 はじめはgoo!

    大正十一年、大泉黒石は「創作 老子」を書いた。黒石の虚無主義と老子の虚無主義は重なるのだろう。今なお、この作品の評価は高い。 大震災の後、黒石は、ますますダダと虚無主義に沈潜した。彼の虚無とは虚構と同義であった。そもそも「俺の自叙伝」からして、どこまでが事実で、どこまでが虚構なのか不分明である。これは自叙伝(事実)なのか小説(虚構)なのか不分明なのだが、黒石にとって、そもそも人生そのものが虚構なのである。 中央公論の編集者・木佐木勝は、大正八年から十二年の「この四年の短い歳月」が黒石の作家としての活躍期であって、大正十二年で彼の作家生命が終わったとしている。 大泉黒石はウソツキであるという説は、もう出版界では有名な話となった。すると黒石はあえてあちこちでウソをつきまくるのである。滝田樗陰が国技館での相撲見物の帰り、隣席の客と喧嘩になって袋だたきにあった等という嘘は、いったい何のための嘘なの

    エッセイ散歩 虚空の人(五) - 芳野星司 はじめはgoo!
    userinjapan
    userinjapan 2017/08/26
    大泉黒石
  • ホラッチョ黒石 - ポレンタ天国

    大泉黒石という作家がいました。しばらく前に死んだ俳優さん、大泉晃の父です。『俺の自叙伝』が≪中央公論≫の瀧田樗陰に絶賛され、一躍大正文壇の寵児になりました。 父はロシアの農家の家系の出自、好学の士でペテルブルク大学での法学博士。ロシア皇族の侍従として長崎にきたとき、日側の接待役をした母恵子を知り、恵子は周囲の反対を押し切って結婚。恵子は当時の進んだ女性で、ロシア語を解し、ロシア文学を研究していた女性であったが、黒石を生んで他界したとき、僅かに十六歳であった。祖母にひきとられた黒石は、小学校三年生まで長崎で、次いで漢口の領事をしていた父をたよっていくが、父とも間もなく死別。父方の祖母につれられ、モスクワにいき小学校に入る。またパリのリセに数年在学したが、停学。スイス、イタリアを経て長崎に戻り、長崎鎮西学院中学を卒業。ふたたびペテログラード[ママ]の学校に在学。ロシア革命の巷と化すに及んで帰

    ホラッチョ黒石 - ポレンタ天国
    userinjapan
    userinjapan 2017/08/26
    大泉黒石
  • 1