まるで人のような顔立ちがユニークなフクロウ。あまりに人間くさいためか吉兆と凶兆、いずれにも登場するが、自然が豊かで健全であることを示す存在でもある。 ある日、山田五郎氏と中川翔子さん(しょこたん)がパーソナリティーを務めるラジオ番組「DoCoMo 東京REMIX族」を聞いていた。「何々の極み」というコーナーがあり、この日のテーマは「フクロウの極み」だった。ちょうど今月のネタを考えている時だったので、今回は南アフリカのカラハリ砂漠に生息するフクロウたちについて書いてみることにした。 一口に「フクロウ」と言っても大小様々なものがおり、全世界では200種以上、南部アフリカだけでも12種類が生息している。カラハリ砂漠を住処とするものはそのうちの6種類だ。ちなみに、ここで言う「フクロウ」とは分類学上のフクロウ目(もく)を指し、そこにはミミズクの仲間も含まれる。一般的に言うフクロウとミミズクの違いは、