英国で使われている小切手 【ロンドン=有田哲文】英国の銀行などが加盟して決済制度を検討する「決済評議会」は16日夕(日本時間17日未明)、小切手を2018年までに廃止する方針を発表した。350年続いた小切手文化に幕が引かれそうだ。 小切手は事業資金のやりとりのほか、電気やガス料金などの支払い手段として欧米では広く使われてきた。だが今はインターネット決済などに押されている。 評議会によると、英国では90年には1日に1100万枚書かれていたが、08年は380万枚まで減った。銀行にとっては、すべて廃止すれば小切手帳の発行やお金の処理経費などが削減できる。 ただ、長く根付いた決済手段だけに抵抗感もある。福祉団体「高齢者財団」は「小切手がなくなるとお年寄りは家に現金を置くようになり、泥棒に狙われやすくなる」などと主張。評議会も携帯電話による決済などの代替手段が定着しなければ、廃止の見直しもあ
元グルカ兵、永住権を要求 「国のために戦った兵士を切り捨てるのか」 英政府、待遇改善へ (1/2ページ) 2009.5.4 00:15 【ロンドン=木村正人】英軍で長年戦ってきたグルカ兵の退役軍人全員に、英国での永住権を認めるべきだとする野党の動議が英下院で可決された。英政府は1997年以前に退役したグルカ兵の永住権を原則として認めておらず、元グルカ兵は「命懸けで戦った兵士を切り捨てるのか」と永住権の付与を訴えてきた。動議には法的拘束力はないが、ブラウン政権が対応を迫られるのは必至だ。 この動議は野党第2党・自由民主党から「英国は元グルカ兵の貢献に報いるべきだ」として提出され、最大野党・保守党も同調。4月29日の下院で与党・労働党からも造反28人、棄権約80人が出て、21票差で可決された。ブラウン政権が法案などの採決で敗北するのは2007年6月の就任以来初めて。 忠誠心の高さと勇猛果敢な
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