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ブックマーク / hokusyu.hatenablog.com (8)

  • 約束された救済――『魔法少女まどか☆マギカ』奪還論 - 過ぎ去ろうとしない過去

    今、魔法少女―変身ヒロインとしての―概念は危機に晒されている。『魔法少女まどか☆マギカ』に群がるキモヲタとサブカル評論家たちは、魔法少女概念を蹂躙し、ずたずたに引き裂こうとしているのだ。それが最終回を迎える4月ごろには既に、この王国には荒れ果てた大地しか残されていないだろう。われわれは簒奪者たちの手から魔法少女概念を救出しなければならない。それも、正しい魔法少女概念を、である。そのためには、『まどか☆マギカ』の正しい批評が必要なのである。それは、政治的な批評でなければいけない。実証主義の良心は認めなければいけない。だが、啓蒙的な実証主義は、悪意に満ちた大衆の前では無力である。かといってわたしは、大衆向きにアレンジされた世俗的な神話体系のひとつであるところの、魔法少女概念の「偽史」を構築しようと欲するものでもない。それは自己欺瞞であり、批評のための批評にすぎない。重要なのは理念であり、理念に

    約束された救済――『魔法少女まどか☆マギカ』奪還論 - 過ぎ去ろうとしない過去
    watapoco
    watapoco 2011/02/26
    IDとブクマ数だけ見てhokushuさんとこでまた論争かあ、と思ってタイトル見てびっくりした。
  • なんでこんな当たり前の話しなきゃいけないんだと思うけれども… - 過ぎ去ろうとしない過去

    これは半ば湯浅誠さんの言っていることの受け売りなのだけれども、そもそもホームレス問題を具体的な社会問題としてとらえたいならば、ホームレスになるのは自由意志か否かなんて問い自体が無意味でしかない。そんな議論は、ホームレスになるのもホームレスじゃなくなるのも自由にできるようになってからやればいい。屋根が無いところで寝るということは「最低限の文化的生活」を満たしていないというコンセンサスがあるとして、好きでやっているかどうかに関係なく、ホームレスになった時点で、また屋根のあるところで寝る*1ことがきわめて困難であるという現実がある。 とするならば、ホームレス問題は個人の問題ではありえず社会の問題以外の何者でもない。 ホームレスを支援すべきなのは理想でもなんでもなくただの自明なことであって、なんでホームレスを支援すべきかどうかから議論し始めなければいけないのかがほんと、まったく理解できないんだけど

    なんでこんな当たり前の話しなきゃいけないんだと思うけれども… - 過ぎ去ろうとしない過去
  • 学歴関係無いから - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/iammg/20080730/1217359666 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51088798.html ある奴隷志望者が、もっと「エリート」の足に鎖を巻くべきだと提言したところ、あるマッチョな奴隷に、俺ぐらい優秀な奴隷じゃないと鎖を巻いてもらえねえんだバカ野郎と罵られた事件です。 まあ、ブクマやトラバの分析を見る限り、一応みんな「学歴関係ねえだろ」ということには気づいてます。でも、そこからが問題です。「学歴あるなしに関わらず、社会に必要とされるようなコミュニケーション能力は必要だよ」ブーッ、外れです。正解は、「学歴に関わらず、コミュ力に関わらず、社会はあらゆる人間を必要とする義務がある」です。学歴に関わらず、能力に関わらず、あらゆる人間は自分の仕事を選ぶ権利があるのです。 http://

    学歴関係無いから - 過ぎ去ろうとしない過去
    watapoco
    watapoco 2008/08/01
  • 領土問題がなんだってんだ - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/hituzinosanpo/20080721/1216651987 のコメント欄 http://d.hatena.ne.jp/hituzinosanpo/20080721/1216651987#c がひどい。いろいろひどいコメントはあるけれど、この人(id:API)はブクマでよく酷いコメントをつけてる人なので代表してdisらせていただく。 API 2008/07/22 16:03 日の右翼及び保守的な人達は在日朝鮮人及び朝鮮人を差別というより不安視また敵視してます。北朝鮮の拉致問題や核問題、韓国の反日活動や竹島の領土問題そして在日朝鮮人の利権問題などがあるからです。特に日及び天皇を愛してる日の愛国主義者の人達は在日朝鮮人には出て行って欲しいと思ってるでしょう。なぜかというと在日韓国人からなる大韓国民団は韓国政府と通じてますし、在日北朝鮮人か

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    watapoco
    watapoco 2008/07/23
  • 努力教とハゲタカ教と最善説 - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/guri_2/20080109/1199875970 http://d.hatena.ne.jp/fromdusktildawn/20080111/1200020891 これらは当に酷いです。当に酷いと思っていたら、id:y_arimが何か書いていたので、私も便乗して何か書いておこうと思いました。 これらの記事は、いわゆる成功哲学とか自己啓発とかその手の分野に該当すると思いますが、こうした議論の前提にあるのは、何らかの楽天主義です。 上の記事は、自分が変われば世界はあなたにとって優しくなることを説いています。ネガティブはだめなのです。なるようになるのです。世界があなたを否定するのはあなたがさもしい心だからであって、あなたが心を入れ替えようと頑張ればきっと世界はあなたに報いるのです。灯里ちゃんが素敵だからこの世界は素敵なのです。そんなの僕らのA

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    watapoco
    watapoco 2008/04/10
    「世の中の理不尽を正当とし、それに乗っかって成功するぜという考え方は、もう全然ダメ」
  • どうして逃げないの? - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20080228/1204229625 第二次世界大戦中、ホロコーストによって虐殺されたドイツ国内や周辺地域のユダヤ人たちは、何故さっさとアメリカなりへ亡命しなかったのだろうか? いずれはああいう目に遭うことがわかっていたはずだ。それなのに逃げようとせずに収容所へ送られ、殺されたのなら、それは彼らの選択の結果、自己責任ではないのか? 18世紀末、植民地主義の勃興期において、ドイツの思想家ヘルダーの文化相対主義は、それに対する痛烈なカウンターになっていた。西欧「文明」は非西欧「野蛮」に優越するという啓蒙主義的なヨーロッパ中心主義に対して、ヘルダーは各地方固有の神話・伝承を再評価し、それぞれの地方に根付いた文化・伝統はヨーロッパのそれに劣るものではないと述べ、現地文化・伝統の破壊や西欧文明の押し付けを批判した。『人類歴史哲学考』において

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    watapoco
    watapoco 2008/04/10
  • 「選択の自由」が排除する人々 - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51011259.html ブクマにも書いたが、これを読んで「わたしは訴える(Ich klage an)」を思い出した。 1941年にドイツで『私は訴える(Ich klage an)』という映画が製作された。その物語は次のようなものだった。 トーマス・ハイトという名の物理学者が、友人の医師から、自分のハナが多発性硬化症におかさされていると知らされる。(…)自分が多発性硬化症という不治の病であることを知らされたハナは、トーマスにこう訴える。「私が最期の瞬間まで、あなたのハナでいられるよう助けてちょうだい。(…)そうするのよ、トーマス。私を当に愛しているなら、そうするのよ。」そしてトーマスはハナに致死薬を与え、ハナは安らかに死ぬ。 (…)トーマスは法廷で次のように訴える。「(…)私のほうこそ告訴します。私は

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    watapoco 2008/03/03
    後で
  • アレゴリー化する悲惨体験 - 過ぎ去ろうとしない過去

    http://d.hatena.ne.jp/sync_sync/20080226 http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51009734.html sync_sync氏は、自己責任を痛感すべきだ。もちろん、小飼弾なんかに教えてコールしたことをだが。 ぼくが診断するに、この人は末期の自己責任病患者である。 まずは、「責任」という言葉を一端忘れて、「権利」を行使しているのだと考えてみてはどうか。「私はこの会社で働く責任がある」のではなく、「私はこの会社で働く権利を行使している」のだと。それだけで、世の中の見え方がだいぶ変わってくるはず。自己責任ではなく自己権利。「やむなく」でなく「あえて」、「余儀なくされる」のではなくて「踏み切る」。 いやまさにそれこそ、(人質事件以降)一般的に理解されている意味での自己責任ですから!この考え方が身体に染み付いてし

    アレゴリー化する悲惨体験 - 過ぎ去ろうとしない過去
    watapoco
    watapoco 2008/02/28
    まっとう。
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