7月28日、中国の王岐山・副首相(写真右)は、米国に対して、大規模な財政・金融刺激策の影響を慎重に管理するよう呼びかけ。写真左はガイトナー米財務長官(2009年 ロイター/Yuri Gripas) [ワシントン 28日 ロイター] 中国の王岐山・副首相は28日、米国に対して、金融危機や深刻な景気後退への対応として打ち出した大規模な財政・金融刺激策の影響を慎重に管理するよう呼びかけた。 「世界の主要準備通貨発行国として米国は、ドル供給が国内経済や世界全体に及ぼす影響について、適切にバランスを取り、対処しなければならない」と述べた。 また、米中両国は経済成長モデルを修正すべきとし、中国は内需拡大に取り組んでいくと言明。「中国政府は経済成長を確実にすると同時に、消費者需要を中心とする内需拡大に焦点を置く。改革推進や経済構造の再構築、国民の生活水準の向上を目指す」と語った。 さらに、金融危機からの