ミクシィは5月11日、2010年3月期の連結営業利益が、前期比15.1%減の32億円になる見通しだと発表した。2006年の上場以来2けた成長を続けてきた同社だが、会員獲得などに向けて積極的にコストをかける結果、今期は上場来初の減益となる見込みだ。 売上高は7.9%増の130億円、経常利益は15.5%減の32億円、純利益は12.7%減の17億円となる見通し。笠原健治社長は、「弱い成長になる1年だが、2010年、11年に大きく成長する。次の5年で新しいステージに立つ」(笠原社長)と話す。 「mixiアプリ」スタートに向けた投資や、下半期からの登録制開始に伴うプロモーション強化などで先行投資がかさむほか、招待状なしで参加できる登録制開始に伴い、3億円の予算をかけてマス広告(ネット広告含む)を展開する計画。人材採用や、サイト健全化に向けた監視やユーザーサポート強化にも投資する。 mixiアプリを通