神奈川県大磯町にある2つの町立中学校で、業者に委託して提供されている給食の食べ残しが相次ぎ、町は給食が冷めた状態のうえ、髪の毛や虫などの異物の混入が原因だったとして、温かい汁物の提供を始め、業者に対して再発防止を徹底させることになりました。 これは、平成27年度の全国の小学校などの給食の食べ残しの量およそ7%と比べて大幅に多くなっています。 これについて町が20日記者会見を開き、生徒からは「冷たくてまずい」や「薄味だ」などの意見が相次いだうえ、給食が始まった去年1月からことし7月までの間に髪の毛やハエ、それにプラスチックのかけらなどの異物の混入が84件に上っていたことがわかったということです。 このため町では、豚汁など温かい汁物の提供を試行的に始め、希望する生徒には弁当を持参するよう呼びかけたということです。また、業者に対しては、出荷の前におよそ720人分のすべての給食の写真を撮影してもら