安倍晋三首相の靖国神社参拝から3週間。日本の政府・与党幹部は相次ぎワシントンを訪れ、首相の「真意」を説明して回っている。オバマ米政権が即座に「失望」との声明を出したためだが、そもそも米政権内で誰が「失望」表明を主導したのか。■原案に文言なし1月10日、ワシントンの米国務省。ラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は日米国会議員連盟(会長・中曽根弘文元外相)との会合で、「首相の参拝は不戦の誓い
安倍晋三首相の靖国神社参拝から3週間。日本の政府・与党幹部は相次ぎワシントンを訪れ、首相の「真意」を説明して回っている。オバマ米政権が即座に「失望」との声明を出したためだが、そもそも米政権内で誰が「失望」表明を主導したのか。■原案に文言なし1月10日、ワシントンの米国務省。ラッセル国務次官補(東アジア・太平洋担当)は日米国会議員連盟(会長・中曽根弘文元外相)との会合で、「首相の参拝は不戦の誓い
26日、靖国神社を参拝した安倍首相=東京・九段北 近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに失望している―。米政府が26日、安倍晋三首相の靖国神社参拝を批判する声明を発表、日中韓の緊張緩和に向けた仲介努力を台無しにされたことに憤りをにじませた。中国が東シナ海上空に防空識別圏を設定したことを直ちに非難し、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設前進へ安倍政権と二人三脚で取り組んできた米政府に何が起きたのか。 ▽首相の不満 「これだけ靖国参拝を我慢しているのに、中韓は対話を拒否している。首相は不満を募らせている」。今秋訪米した日本政府高官はこう漏らしていた。 しかし東アジアの安定のためには、日韓、日中関係の悪化は望ましくないというのが米政府の基本的立場だ。首相の靖国参拝は同盟国指導者の行動でもあり、小泉政権時代は直接の批判を避けてきた。今回の声明内容はもちろん、声明を出したこと自体も
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