今日も大学の法学部では、民法や会社法、労働法に刑法が講じられている。 そこでは、「法とは何か?」、「法の支配は実現できるか?」などと考える必要はない。国会が制定したルールが法だと誰もが思っているし、裁判官や警察官は粛々と法を実現している。「なぜこれが法なのか」などと悩む学生は、よほどの変わり者だろう。 法学部法律学科の講義では、法の定義も、法の支配も自明なのだ。 ところが、学校に関わる法律問題を考えていると、「法とは何か?」、「本当に法の支配はあるのか?」という問題が深刻さを帯びる。 骨折という事故はスルー? 一例として、少し前からインターネット上で話題になっている道徳教材について検討してみよう。 広島県教育委員会は、「『児童生徒の心に響く教材の活用・開発』研究報告集」として、「心の元気」という教材を作っている。その中に、「組体操 学校行事と関連付けた取組み」という教材がある。 小学校5・
地毛なのに「髪を黒く染めろ」と上司から命令されて精神的苦痛を受けたとして、兵庫県内のスーパーでアルバイトをしていた女子高生が、スーパーに慰謝料など60万円の損害賠償を求める裁判を起こした。神戸地裁姫路支部は3月下旬、「生来の身体的特徴を否定するのは極めて不適切」などとして、スーパーに慰謝料など33万円の支払いを命じた。 報道によると、この女子高生は、レジ打ちや食品の陳列を担当していたが、副店長から「頭が少し茶色いから、染めるか辞めるかの二者択一で決めてほしい」と言われていた。判決では、こうした発言が「髪を染めるか退職かを選択させる理不尽なもの」と指摘され、「原告の精神的苦痛は甚大だった」と認めた。 ネット上では、地毛が茶髪やパーマのように見える髪質の少女が、学校の先生に「髪を黒く染めなさい」「縮毛矯正しなさい」「このままでは行事に出席させられない」と言われたという相談もみかけられる。そのよ
インターネット見てると私刑万歳の人が多いこと。 「目には目を、歯には歯を」のハンムラビ法典レベルの人もいる。 その頃に比べたら法学もかなり進歩していると思いますよ? 私もそんな本格的に勉強したことはないから詳しくは分からないけど。 ペースとしては2、3ヶ月に1回もあれば十分。体育でいう保健講義くらいのウェイトでいい。 内容は何故法律が存在するのかってところから道交法など身近なところまで。
子どもの声も騒音だとして保育園などに苦情が寄せられるケースが相次ぐ中、騒音を条例で規制している東京都は、子どもの声を抑制するのは発育上、望ましくないとして規制の対象から外すことも含め条例を見直す方向で検討することになりました。 東京都は、住民の生活環境を守るため、条例でさまざまな騒音を規制していますが、子どもの声も騒音だという苦情が相次ぎ、中には、条例を根拠に保育園や公園の設置者に騒音の差し止めを求めるケースもあるということです。 一方、条例を運用している市区町村に尋ねたところ平成20年度以降、およそ7割の42の自治体で子どもの声がうるさいなどと幼稚園や保育園に苦情が寄せられていましたが、多くの自治体が子どもの声については規制はなじまないとして基準を緩和するか、規制の対象外にすべきと回答したということです。 さらに、保育の専門家からは「声を抑制するのは子どものストレスになり、発育上、望まし
この記事を読んだ。 なぜhao123に汚染されるのか - ex セットアップしたばかりのマシンのIEから、デフォルトの検索エンジンであるbingで「chrome」を検索すると怪しいサイトが広告に出てくるという話。 この記事を見てあっ、と思った。というのは一昨日、ちょうどbingで検索したら似たような広告が出てきたから。 【セキュリティ ニュース】「Adobe Flash Player」が今月2度目の緊急更新 - 別のゼロデイ脆弱性を修正:Security NEXT これ見てさっさと更新しようと思い、普段使わないIEを立ち上げてデフォのままになってるbingで「Flash」と入れた。すると出てきたのは次の画面。 普段なら広告なんてスルーして「get.adobe.com/jp/flashplayer」から更新するところを、adobeの文字が目に入ったので「adobe.fastsoftdownl
【長橋亮文】埼玉県東部の市立中学校で10~11月にあった生徒会長選で、2人の教師が特定の候補者への投票を他の生徒に働きかけていたことがわかった。同校は朝日新聞の取材に、「不適切な行為があった」と認めた。全校集会で生徒に謝罪したという。 同校によると、選挙は10月7日に公示され、2年生のAさんとBさんの2人が立候補。10月31日に生徒が投票し、11月1日に開票した。この間、生徒会を担当する男女2人の教師が、生徒会役員をしていたBさんへの投票を呼びかけていた。 男性教師が顧問を務める部活では、投票日に部活動があったため、前日に「期日前投票」を教室で実施。その際、男性教師は「Aの言う自由とは校則を緩めることだが、認められない」と発言し、生徒が候補者名を記入する様子を教室の後ろから見ていた。 女性教師は投票日までに、自分が副担任を務めるクラスや、顧問を務める部活の生徒に対し、「Bさんがいないと生徒
同僚が解雇された。その同僚はこの4月に採用されたばかりの新卒の新人君。新人君は経理部。営業課長の僕とは仕事での絡みはほとんどなかったが、ある飲み会で偶然隣席になりテレビゲームの話題で親しくなった。最近はモンスターハンター4仲間だ。その彼がいきなり解雇された。他人事ではない。明日からの狩りはどうなるんだ。 予兆はあった。先週金曜日。飲みながらモンハン談義をする約束をしていた。新人君が「今日はすみません。そんな気分になれません」とメールで断ってきた。彼女はいないはずなのに、僕との約束をドタキャンするなんて、おかしいと思っていたが、まさか解雇とは。正直驚いた。 金曜日に上から通告されて9月いっぱいだという(今日じゃん)。『不当解雇』。不穏な言葉が頭に浮かんだ。労組もない小さな会社のくせに箝口令がしかれているのか情報が入ってこない。他部署なので解雇に至った詳しい理由はわからない。けれども新人君が会
千葉・八街市立実住小学校 吉川由美子さん 2×8ならタコ2本足2011年1月17日 印刷 Check タコやテントウムシの足の本数でかけ算の意味を教える吉川先生=千葉県八街市、伊藤進之介撮影 耳が3本生えたウサギや、足が2本伸びた宇宙人のようなタコ……。吉川先生の算数には、なんともへんてこな動物が登場する。手作りのパネルシアターだ。引き算や足し算、かけ算などに応じていろんなキャラクターが移動する。 「場面が変化することで、視覚から算数を学んでほしい」 3年4組はこの日、2年生で習ったかけ算の意味を再確認することになった。以前、「あめを3個買います。1個5円のあめを買うと全部でいくら(何円)?」という問題に、「3×5」と答えた子がクラスの半分以上いたからだ。これだと、「3円のあめを5個買った」ことになってしまう。 「何のいくつ分」という考え方を分かってもらうのが、先生のねらいなのだ。 ◇ み
名古屋市内唯一のブラジル人学校「コレージオ・ブラジル・ジャパン」(港区新船町1)が閉鎖されることになった。景気の低迷で親が働く場を失うなどして生徒数が減り、月謝を払えない家庭も増えて経営難に陥ったためだ。親たちは「子どもの居場所をなくさないで」と存続を願っている。 29日にあった保護者説明会で、校長の篠田カルロスさん(55)は「借金をしてここまで来たが、文部科学省の支援も昨年で終了した。僕の力だけではもう無理」と切り出した。 コレージオは2007年2月に開校。教科書はブラジルから取り寄せ、ポルトガル語のほかに日本語や日本文化を学ぶ授業も行ってきた。最大で85人いた生徒は08年のリーマン・ショックを境に激減し、昨年末には31人に。約3万円の月謝を滞納する家庭も多く赤字は月50万円以上になるという。 説明会では閉鎖後の進路として▽ブラジルに帰国▽別のブラジル人学校に転校▽日本の学校に転校▽しば
東日本大震災の被災地で給食の提供さえままならない状況に思いをはせようと、福山市教委は5日、市立の小中学校、幼稚園の給食で、通常は1人245円の食材費を145円に抑えた「粗食献立」を行った。約3万人分で、浮いた約300万円は復興支援のために寄付する。 献立は、ご飯と豚汁、味付けのりと牛乳だけで、子どもたちが一番楽しみにしている主菜はなし。福山市木之庄町、市立樹徳小の2年2組では、主任栄養専門員の今川京子さん(53)が「この献立でさえ出せない地域があった。同じ小学生の苦労を考えて」と呼び掛けた。子どもたちは「大切に残さず食べます」などと発言し、給食を平らげていた。 市川友翔君(7)は「早く、みんながおなかいっぱい食べられるようになってほしい」と願っていた。 宮城、岩手両県などの被災地では調理施設が被害を受けたため、パンやおにぎりと牛乳だけの「簡易給食」を続ける学校が相次いだ。
まずコメントする前に「コメント・トラックバックについてのご注意」をお読みくださいね。必ずお読みくださいと大文字で書いてありますから。 実はあなたのようなコメントが来ないかと手ぐすね引いてお待ちしていました(笑) この記事の主題は何ですか?わかります? 記事内から抜粋すると“君が代問題で「命令を聞けないなら公務員やめろ」と攻撃するのは一種のルサンチマンであり、小泉時代から続いている「公務員叩き」の延長という側面もあると思う”という心理分析なのです。 公務員が「国民の為を思えば、公共性高い式典を妨げるような行為は行えない。」とか「モラルハザードであり、マナー違反。」といった話はこの記事には全く関係ないんですよ。 しかし国旗国歌を無理矢理強制したがる類の人々というのは、コメント欄にやってきて、その記事内容に関係あろうがなかろうがとにかく自分の言いたいことを喚いていく、という「一発型」の困った傾向
校庭から蹴り出されたサッカーボールを避けようとして転倒した男性(死亡当時87)のバイク事故をめぐり、ボールを蹴った当時小学5年の少年(19)に過失責任があるかが問われた訴訟の判決が大阪地裁であった。田中敦裁判長は「ボールが道路に出て事故が起こる危険性を予想できた」として過失を認定。少年の両親に対し、男性の遺族ら5人へ計約1500万円を支払うよう命じた。 判決によると、少年は2004年2月、愛媛県内の公立小学校の校庭でサッカーゴールに向けてフリーキックの練習中、蹴ったボールが門扉を越えて道路へ転がり出た。バイクの男性がボールを避けようとして転び、足を骨折。その後に認知症の症状が出るようになり、翌年7月に食べ物が誤って気管に入ることなどで起きる誤嚥(ごえん)性肺炎で死亡した。 少年側は「ボールをゴールに向けて普通に蹴っただけで、違法性はない」と主張したが、27日付の判決は「蹴り方によっては
今春、児童養護施設から東京都内の私立女子大に進学した女性(18)が、日本学生支援機構の奨学金を借りられずに困っている。未成年の契約に、支援機構は親権者の同意を義務づけているが、虐待していた母から同意を得るのは難しいためだ。法曹関係者らは「施設で育った人が支援を得られないのは不当で、貸与を認めるべきだ」と訴えている。 女性は幼稚園の年中から施設で暮らした。進学校に進んだ時も「母親から『おめでとう』の一言もなかった」という。高校2年からスーパーのレジでアルバイトをし、金をためた。 いま施設を出て家賃4万円の都内のアパートで暮らす。学費は慈善団体の支援でまかない、毎月5万円の奨学金とバイト代を生活費にあてようとしていた。しかし4月中旬、奨学金を申請できないと言われ、収入のめどがたたなくなった。友人の誘いはすべて断り、TOEICの問題集もあきらめた。 大学では英文を専攻し、将来は国際支援に携わる夢
椅子に貼られていたラベル。3番目に「解答」があった=広島県教委提供 広島県教委は8日、7日にあった公立高校入試の国語の試験で、試験場の椅子の背もたれに貼られた注意書きのラベルに、漢字書き取り問題の答えが含まれていた、と発表した。 県教委によると、問題(配点1点)は、「パラドックスをナげかけて」の「ナ」を漢字で書かせる内容だった。 しかし、全日制と定時制の計8校で「いすを投げたり、倒したりしないでください」とラベルが貼られた椅子152脚があり、後ろに座っている受験生から見える位置にあった。県教委は、8校の受験生1255人について、この問題を正解にすることにした。ラベルは椅子のメーカーが貼ったものだった。 県教委は試験前に、試験場内の掲示物を取り除くよう指示していたが、8校はそのまま試験を実施したという。(村形勘樹)
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