北陸新幹線が開業し、北陸エリア、富山、石川、福井に注目が集まっている。ということで、伝統工芸品の高岡銅器をはじめとした金属工業で有名な富山県高岡市の文苑堂書店福田本店に行ってきた。 富山県は、歴史と伝統を重んじ、教育熱心という土地柄、本屋好き要チェックの書店集中地域でもある。文苑堂書店福田本店の野坂美帆さんによると、高岡市内だとイオンのモール内に出店する喜久屋書店、車ならそれぞれ1時間かからない金沢市内の明文堂書店・金沢ビーンズ店、富山市内の紀伊國屋書店富山店に足を伸ばす方もいるという。地元書店チェーン店が元気で、競合しながらも頑張っているという点では、谷島屋や戸田書店のある静岡と状況は近いかもしれない。 文苑堂書店福田本店は、富山県内を中心に十数店舗を展開する文苑堂グループの中核店舗だ。新幹線の新高岡駅からも在来線高岡駅、西高岡駅からも車で10分ほどの大型の駐車場を備えたロードサイド型店