片渕須直監督によるパッケージ版の色温度などについての一連のツイートまとめです。監督がそれぞれのシーンに込めた想いに応えられるよう、少しでもベストな色に調整して鑑賞したいと思います。
映画を見た帰り道、ふっと涙が出て止まらなくなった。ここがよかった、と一口で言うのは難しい。が、なんともいえない感動にくるまれる。時を置いて涙が出る。 「この世界の片隅に」。こうの史代さんの漫画が原作のアニメ映画である。すずさんという絵が好きな、普通の、明るい女性に焦点を当て、戦前から終戦直後までを描く。 地味なテーマだったからだろう、資金集めに苦労した。ネット上のクラウドファンディング(一般からの資金調達)を足がかりにようやく完成、昨年11月に封切られた。上映館は30都道府県の63館に過ぎなかった。 ところが、そこから快進撃が始まる。口コミやSNSで「この映画いい。ぜひ見て!」などと反響が広がったのだ。2016年のキネマ旬報ベスト・テンでは大ヒットした「シン・ゴジラ」(2位)や「君の名は。」(圏外)を抑えて日本映画の1位に。上映館は増え続け、2月下旬で301館に達している。 主な舞台は広島
不思議な魅力で視聴者のハートを鷲掴みにしている「けものフレンズ」から、たつき監督のインタビューを特別掲載! (C)けものフレンズプロジェクト/KFPA 1月から放送が始まったテレビアニメ作品の中でも、独特の空気感がにわかに注目を集めている「けものフレンズ」。このアニメに登場する、動物をモチーフにしたキャラクターたちが爆発的に視聴者のハートを掴んでいるのは何故なのか――。ここでは、月刊ニュータイプ1月号(2016年12月10日発売)に掲載された たつき監督のインタビューを特別掲載。あの独特の雰囲気が醸し出される秘密に迫ります。 ――動物をモチーフとしたキャラクターが多数登場する「けものフレンズ」。ゲーム、漫画とさまざまなメディアで展開されていますが、アニメ化にあたって他メディアとの世界観を統一してほしいといった要望などはありましたか? たつき:他のメディアを意識してほしいというより「アニメは
マンガ「この世界の片隅に」には、「かく」場面が多い。鉛筆で、絵筆で、羽で。すずはかくことが好きだ。婚礼の日ですら、嫁ぎ先の片隅に居場所を見つけ、行李の前に座り込んで兄に絵入りのはがきを書く。祝いの席で出た食べものをひとつひとつ鉛筆で絵に描いてから、「兄上のお膳も据ゑましたよ。せめて目でおあがり下さい。」とことばを添える。しかし翌朝、はがきの表に自分の名前を書き終えたすずの手がふと止まる。すずは新しい家族に尋ねる。「あのお………… ここって呉市…? の何町…? の何番ですか?」 「ぼうっとしている」すずは、嫁ぎ先の住所すら把握していなかったというわけなのだが、ここでわたしがなぜ「すずの手がふと止まる」と書けたかといえば、マンガのコマ運びがこうなっているからだ。 (『この世界の片隅に』上巻 80ページ) すずが表書きを書くコマはわずか3つにすぎない。けれど読者はこの3コマから、鉛筆の動きと停滞
早見沙織 「観るまでちょっと怖いという気持ちもあって……」、現在公開中の『映画「聲の形」』で耳が聞こえないヒロイン・西宮硝子役を担当した声優の早見沙織は、本作への思いを一つ一つ丁寧に語っていく。原作漫画通りの過激な描写や、難しいモチーフを扱いつつも、青春アニメーション映画として昇華させた『映画「聲の形」』にかけた彼女や監督の思いは熱い。 【映像】早見沙織の声も『映画「聲の形」』予告編 「アフレコから公開まであっという間に感じました」と話す早見。早見が声を務めた硝子は、小学校時代クラスメイトからいじめを受けながらも笑顔をたやさない強さがあるが、同時にもろさも併せ持つ繊細な少女だ。「山田(尚子)監督と音響監督の鶴岡(陽太)さんと3人で話したことがあって。そのときに監督が『硝子は完璧でいい子に見えるかもしれないけれども、いつもの笑顔は成長過程で身に着けてしまったものであって。すごくもやもやしたも
アニプレックスは、社内脚本ライターチーム「スクリプトルーム」の一般募集をおこないます。 「スクリプトルーム」はアニメシナリオ制作を主な目的として2016年に設立され、所属ライターは当社作品に脚本スタッフとして参加し、実績を積んできました。 当社作品の制作、宣伝に関わる文章を作成するほか、社内創作集団として脚本制作への新たなアプローチに取り組んでいます。 この度、チーム増強と新たな才能の発掘を目的としてメンバーの一般募集を再び行うことになりました。 ルーム長で『ソードアート・オンライン』、『リコリス・リコイル』などを手掛けたアニメーションプロデューサーの柏田真一郎をはじめ、当社の実績あるプロデューサーと業界のプロフェッショナルたちの指導による育成体制も整えています。 アニメ、ゲームと作品展開のフィールドが広がっていくなかで、魅力的なキャラクターとストーリーの大切さはこれまでより一層増していま
アニメ製作の大手アニプレックスが、2016年秋からまた新たな事業に乗り出す。アニメのシナリオをはじめ、作品のテキストの仕事に携わる「スクリプトルーム」を新設する。部門のトップとなるルーム長には、「ソードアート・オンライン」シリーズや、『僕だけがいない街』などのヒット作を手掛けるアニメーション監督の伊藤智彦氏を起用する。 また、ルーム立ち上げに合わせて、制作チームのライターも一般募集する。9月15日から30日まで特設サイトにてエントリーを受け付ける。応募資格は不問で、契約人数は若干名となる。 アニプレックスは、アニメ・実写の企画・製作を中心に映像パッケージ、アニメ音楽、イベントなど幅広いビジネスを手がける。アニメ制作のスタジオA-1 Picturesも子会社に抱える総合アニメ企業だ。 近年は海外展開や、『Fate/Grand Order』などのスマホアプリ進出などにも積極的で、事業領域を拡大
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