■コラム ― “孫子の兵法”から学ぶ ― 戦略といえば、“孫子の兵法”を思い出すのは私だけではないと思います。最近もハリウッド映画を見ていたとき、ニューヨークはマンハッタンのオフィスでやり手の経営者と役員の会話で「社長、それはいつもの“孫子の兵法”の引用ですか?」という場面がありました。ほかにもアメリカ映画のビジネスシーンで“孫子の兵法”が出ていたという記憶があります。 ということで、“孫子の兵法”をご紹介します。 ■「敗者は戦って後、勝ちを求める」、「勝者は勝って後、戦いを求める」 この意味は、下記のようになります。 戦いに負ける者は、戦い始めてからどうやって勝とうかを考える。それに比較して戦いに勝つ者というのは、戦う前に勝つための考えを十分に練り上げ、その後、実際に戦う。