一種の炎上マーケティングなのだろう。朝日新聞出版がとんでもないタイトルの書籍を出版した。 ネット上で「はい、大嫌いです!」と炎上中。 あまりにもインパクトのある本で驚いてしまう。著者は橘玲だが、出版社は朝日新聞出版。さらに表紙では「私たち、そんなに嫌われてますか?」という吹き出しが朝日新書から出ている。要するにこれは朝日新聞の公式意見とみてもいいだろう。 ▼橘玲(たちばなあきら)は本名非公開、顔出しNGの作家。59歳とされる。 本の内容は、リベラルと保守を比較して「リベラルが弱い日本は間違っている」と指摘するもの。偏った政治思考の持ち主が持論を展開しているだけなので当然のことながらその主張に同意することはできない。おそらく橘玲は朝日新聞が大好きなのだろう。今回、タッグを組んで刺激的な本を出すに至ったとみられる。 だが、根本的なことを言えば「日本人が朝日新聞を嫌っている」というよりは「朝日新