特集 喜納氏「日米合意尊重」 地元置き去りの“暴走”2010年10月22日 Tweet 21日に民主党の岡田克也幹事長と会談した喜納昌吉県連代表は、米軍普天間飛行場の辺野古移設を決めた日米合意を「尊重する」として、県知事選の独自候補擁立に向けた党本部への譲歩案を提示した。喜納氏らは「『尊重』の部分より、辺野古移設の『レビュー(再検討)』を党本部に認めさせることが真意だ」と理解を求めるが、地元を置き去りにした一部だけの秘密交渉で、政策見直しを推し進めた。日米合意の見直しを求める県議会の全会一致の決議など、県内移設反対が大勢を占める県民世論との溝は大きい。 喜納氏と岡田氏が会談した国会内の幹事長室。瑞慶覧長敏衆院議員に、岡田氏は「県連として正式なものか」と喜納氏が提示した文書の位置付けを尋ねた。瑞慶覧氏は「県連副代表として正式に認めたものではない」と答えた。 ■レビュー 玉城デニー衆院