ゼネラル・エレクトリックはジェット機のパーツを3Dプリンティングで作りはじめており、個人レベルだけではなく工業的なレベルでも3Dプリントの技術が用いられていますが、巨大な3Dプリンタを使って2500平方フィート(約230平方メートル)の家を20時間で建ててしまうというのが「Contour Crafting」というプロジェクトです。 Contour Crafting - CC http://www.contourcrafting.org/ このプロジェクトの最も優れた点は、レイヤーを重ねてパーツを作成し、建物を短時間で完成させてしまうということ。また、これまで手作業で行っていたことを全てオート化し、ロボティクスの技術と伝統的な建築法を融合させることによって短時間でも十分な強度を実現しています。現在はさまざまな種類のセラミックを素材として試しているところで、まだ開発中の技術ですが、安価な素材を
2013年3月12日に放送されたNHKのテレビ番組「クローズアップ現代」は、「“3Dプリンター”革命〜変わるものづくり〜」というタイトルで3Dプリンターの可能性や課題を幅広く紹介しました。この回にスタジオでコメントするゲストとして出演したのですが、番組を受けて様々な反響があるようです。 専門的な知識を持たない一般の視聴者が対象であること、時間が26分間であることといった制約がある中で、多くの人にとって未知の機械である3Dプリンターの可能性を最大限伝える、という意味において大きな役割を果たした番組だと思います。さまざまな事例に触れるだけであればもっと詰め込めたかもしれませんが、アメリカや日本各地での取材も含めて、「伝える」というメディアの役割に真摯に取り組んだ番組スタッフのみなさんには心より敬意を表します。 その上で、7分42秒という時間の中では扱えなかった話題や議論について書いてみたいと思
2013年4月、仙台にデジタル工作室"FLAT"がオープンします。ここは市民の誰もが使える場所であり、あなたの想像をカタチにすることができる場所です。 FabLabと呼ばれるこのデジタル工作室には、3Dプリンターやレーザーカッターなどが備えられており、趣味の製作物から商品のプロトタイプまで、様々なものを作ることができます。 3月中にはプレセミナーも開催します。ぜひ気軽に足をお運びください。 FLATは仙台市「クリエイターのためのものづくり支援事業」として 株式会社anno labが運営します FLATは、市民の誰もが使えるデジタル工作室です。 レーザーカッターや3Dプリンターなどのデジタル工作機器を備え、立体モデルを実際に出力したり、紙や木材、アクリル材料を精密に切り出したりと、研究室や工場でしか出来なかったようなことができる工作室が、いまFabLab(ファブラボ)の呼び名
バレンタインデーに職場や学校でばらまかれた義理チョコへのお返しをそろそろ考えなければならない。そんなホワイトデーも差し迫ってきた3月の上旬、筆者は「男グミ」なるワークショップが開催されるとの一報を手にした。 「男グミ」って何? ワークショップ「ホワイトデー3Dワークショップ“男グミ”」は、ハイスペックな3Dプリンタや3Dスキャナを利用し、自分の全身をかたどったグミを作る企画。デジタルものづくりカフェ「FabCafe」と3D機器の販売などを手がけるケイズデザインラボが手がけた。ちなみにバレンタインの際には自分型チョコを作る企画が実施され、話題になった。 2日間のワークショップのうち、1日目はグミにしたいポーズを3Dスキャン・編集。その後、3Dプリンタで原型モデルを出力しておく。2日目は、原型モデルを元にバキューム成形されたプラスチック素材(ペットボトルと同じもの)の型を使用してグミを作る――
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