原発事故で被ばくを恐れ福島県から避難してきた子供が「放射能怖い」と偏見を持たれるケースがあるとして、千葉県船橋市教委が全市立小中学校長らに配慮するよう異例の指導を行っていたことが分かった。福島県南相馬市から船橋市へ避難した小学生の兄弟の事例では、公園で遊んでいると地元の子供から露骨に避けられたという。兄弟は深く傷つき、両親らは別の場所へ再び避難した。大震災から1カ月たつが、福島第1原発の深刻な事態が収まる見通しは立っていない。知識の欠如に基づく差別や偏見が広がることを専門家は懸念している。【味澤由妃】 南相馬市の小学生の兄弟のケースは、避難者の受け入れ活動に熱心な船橋市議の一人が把握し、市教委に指摘した。市議によると兄弟は小5と小1で、両親と祖父母の6人で震災直後船橋市内の親類宅に身を寄せ、4月に市内の小学校に転校、入学する予定だった。 兄弟は3月中旬、市内の公園で遊んでいると、方言を耳に
7月末の記録的な大雨によってパキスタン国内で発生した洪水は、同国史上最悪の災害に発展したという。国連緊急援助調整官室の調べによると、約90万戸の家屋が損壊、被災者は1540万人となり、現在も尚、被害が南部シンド州、南西部バルチスタン州でさらに拡大しているそうだ。 パキスタンの洪水による被災者を支援するため、国際緊急援助隊派遣法に基づき、日本からも陸上自衛隊の第1次部隊50人が22日、活動の拠点とする中部ムルタンに到着するそうだが、そんな現地の悲惨な状況を物語る写真が紹介されていた。 【Continuing Pakistani floods】 救援部隊のヘリコプターに向かって手を振る現地の人 パキスタンの都市、Mehmud Kotの様子 救助ボートに助けられた、 Baseera村の子ども。彼女は自分の年齢がわからないという。 分断された道路に立つ、パキスタン北西部、Bannu村の人々 米国の
今月12日、ハイチ共和国で起こったマグニチュード7.0の地震は、推定死者が数万人に及ぶなど、単一の地震災害としては近年空前の大規模なものとなったことは、連日報道されているニュースなどで伝え聞いていることと思うんだ。 ハイチ首都、ポルトープランスでは、多くの警察施設および警官が地震の犠牲になり維持能力下が低下している。そこにもってきて、地震により崩れた刑務所から3500人の受刑者が大逃走しというのだから、更なる事故から事件へと、住民たちの眠れぬ夜はまだまだ続きそうな気配なんだ。 「夜、歩けない」 ハイチ首都の刑務所、3500人脱走 ポルトープランス刑務所からは、3500人の受刑者が3人を除いて脱走したと伝えられる。近くに住むエアコン整備業サンティル・ジャクミシェルさん(38)は地震の日、受刑者たちが騒ぎ出し、刑務官の詰め所に火をつけ、逃げ出す様子を目撃した。彼らは被災者の流れと反対に走って逃
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