地方分権改革を大阪から推進しよう開催された市町村長説明会。会の終了後参加者に礼を言う橋下徹知事=1日午後4時57分、大阪市中央区(鳥越瑞絵撮影) 次期衆院選に向けて地方分権を推し進める自治体首長による首長連合を結成するために、府内の市町村長を対象に大阪市内のホテルで今月1日、初の意見交換会を開いた大阪府の橋下徹知事。支持政党を表明し、政治パワーを持つ首長連合を目指すと高らかに宣言したものの、出席した大半の首長から「ノー」を突きつけられた。横浜市の中田宏市長らと首長連合の結成をぶち上げた先月末には「新党も視野に入れている」と息巻いた橋下知事だが、その思いは首長には響かず、あえなく“空騒ぎ”に終わった。 「横浜市の中田市長らの首長連合の動きについては大半が賛成。支持政党の表明というところまでは参加は厳しいのかな」 説明会を終えた橋下知事は、やや疲れた表情で語った。 大阪府庁近くのホテルで1日午
大阪府の橋下徹知事は23日、宮崎県の東国原英夫知事が自民党からの衆院選立候補の条件として「次期総裁候補として戦う」と提示したことについて「自民党の公認をもらうのも大変なこと。いきなり総裁選というのはしゃれとしか思えないが、東さん(東国原氏)らしいと言えば東さんらしい」と述べ、真意を測りかねるとの見解を示した。 橋下知事は「本当に言ったのか。度胸がある。僕が地方で騒いでいるのとは全然違うレベルの話」と指摘。「(出馬を)断る理由で言ったとしか考えられない。本気だったらすごすぎる」と驚きを隠さなかった。 自らの国政への転身については「府民も自民党の皆さんも、僕が国会議員に向かないということは知っている」とあらためて否定した。 大阪市内で記者団の質問に答えた。
大阪府の橋下徹知事は23日、公立小中学校の学力向上策として府教育委員会が提唱する反復学習について「やった所、やらなかった所の情報をオープンにする。やらない所の市町村長は選挙でどんどん落としてもらいたい。それしか教育が変わる方法はない」と報道陣に発言した。 府教委は07、08年度の全国学力調査で大阪の成績が全国平均を下回ったことから、昨年秋に陰山英男・立命館小学校副校長らを教育委員に招き、百ます計算などの反復学習を奨励。だが府教委作成の反復学習用の教材を使っている公立校は小学校48%、中学校36%にとどまっていた。 橋下知事は「市町村教委が現場を指導できるかは、教育委員を任命する市町村のトップの政治責任。これを選挙で変えていくのがまさに地方分権だ」と述べた。 一方、各校での具体的な教育方法は市町村教委ごとでなく、学校長の判断で決まる。府教委担当者は「反復学習はお願いしてきたが、実践する
大阪府の橋下徹知事は24日、宮崎県の東国原英夫知事が自民党の古賀誠選対委員長からの次期衆院選への出馬要請に対し総裁候補とするよう言及したことについて、「本気度が伝わってきた」と述べ、個人的な人間関係から応援したいとの意向を示した。 橋下知事は、東国原知事を「国民の感覚を代表している知事」と評し、「東国原知事の注文は、国民の総意とみてよいのでは」との見解を示した。 さらに、国民の後押しが政治の力になるとしたうえで「東国原知事が今までの官僚出身の手下のように扱える知事でないということを自民党は理解しているのだろうか」とし、「自民党は大丈夫かと思う」と懸念を表明した。 一方、橋下知事は今週末に鳩山邦夫前総務相と会談することを明らかにした。鳩山前総務相の辞任に際し、橋下知事がコメントを発したことがきっかけとなったといい、橋下知事は「勉強させてもらいたい」と話した。
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