東京急行電鉄が改称した株式会社東急は、1922年9月2日を創立と位置付けており、2022年は百周年の記念すべき節目に当たります。 会社の誕生日をいつとするかはいろいろ考え方があり、鉄道会社なら創立の会を開いた日か、登記日か、あるいは開業して汽車や電車が走り始めた日か、会社によっても違うようです。また東急もそうですが、複数の会社が合同してできた企業の場合、どの会社を源流とするかはいろいろな場合があり、また合同した日を誕生日とすることもあります。 で、東急では、登記上の源流である目黒蒲田電鉄の創立の日を誕生日としています。同社のさらに源流は、田園調布を手がけたことで名高い田園都市会社(田園都市の子会社として目蒲は創立された)ですが、その後目蒲が田園都市を合併したので、登記上の源流は目蒲になります。目蒲がのちに兄弟会社である東京横浜電鉄と合併した時は、目蒲が存続会社となりつつも社名を東横電鉄と改