現在の立憲民主党(立民)を論じる時、2021年衆院選をどう評価するかが立論の分かれ目になる。たとえば現立民代表の泉健太は8月に「思わぬ敗北を喫した。そのダメージは非常に大きかった」と評した。弊ブログはこの泉のコメントを受けて、立民は21年衆院選よりも泉が代表になった後の22年参院選の方が立民の得票減はずっと大きかったことを指摘して下記記事にて泉を批判した。 kojitaken.hatenablog.com しかし21年衆院選で枝野立民が敗北したのは事実だ。そしてその敗因の一つとして衆院選の直前に連合会長に就任した芳野友子が選挙の妨害工作を行ったことが指摘されていることを知った。コメント欄にて教えていただいたリンクの記事に書かれていた。 これを指摘したのは連合OBで、芳野と同じ産別(JAM)出身の早川行雄だ。但し出身産別が同じといっても社会党との関係が深かった総評系の人で、同盟系の富士政治大