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ブックマーク / note.com/quadrumviro (3)

  • 【再録】「ふゅーじょんぷろだくと」 自殺者も出た暴力出版社の内情を告発!|昼間たかし

    この文章は『紙の爆弾』2008年4月号(鹿砦社)に寄稿したものですが、昨今の事件を受け「改めて読みたい」という声があったので、noteにて公開します。 当に関心のある人にだけ読んで頂きたいので、有料設定にさせて頂きます。電車を乗り継いで、大宅壮一文庫で閲覧してコピーを取得するよりは安い金額に設定してあります。 広くマスコミ業界をはじめ、カタカナで書かれるクリエイティブな業界というのは、とかく前近代的な側面を残しているもの。鉄拳制裁なんか、日常茶飯事で、灰皿はおろか、机の引きだしが飛んでくるのを目撃することもあるほどだ。 そうした通過儀礼を通って育ってくると「職場での暴力」なんて言葉を聞いても感覚が麻痺しているのか「ああ、俺らの時代より随分と甘くなったなあ」なんて感慨深く、語り初めてしまうかもしれない。だがしかし、それが自殺者まで出していると聞いたら、「愛ゆえの鉄槌」なんて印象は、即座に吹

    【再録】「ふゅーじょんぷろだくと」 自殺者も出た暴力出版社の内情を告発!|昼間たかし
  • 【人物ルポルタージュ】29万票の金利~山田太郎と「表現の自由」の行方 <後編>|昼間たかし

    【開票速報のどうしようもない時間】日がかわって、開票日。きっと徹夜の取材になるだろうと思い、台所に立っておにぎらずをつくった。ふと、途中で思いついて、もう一度米を5合炊いて、どっさりをつくることにした。 午後6時過ぎ、事務所にいってみると、まだ静まりかえっていた。選挙速報を見ながら行う予定のニコ生に、大勢の人が集まるだろうと椅子が並べられていた。 早々とコンセントのに近い席を押さえてから、近くにあるセガフレードで、ルンゴにホイップクリームと、ショットでグラッパ。煙草を3ほど飲んで事務所に戻った。なかなか、人が集まっては来なかった。 午後7時頃になって、ようやくちらほらと人がやってきた。山田はパーテーションの奥で、身体を休めていた。前夜、打ち上げをした運動員たちも疲れた表情で椅子に腰掛けていた。まだ、安堵はまったくなかった。 テレビ局各社が一斉に選挙特番を始める午後8時。山田のニコ生はスタ

    【人物ルポルタージュ】29万票の金利~山田太郎と「表現の自由」の行方 <後編>|昼間たかし
  • 【人物ルポルタージュ】29万票の金利~山田太郎と「表現の自由」の行方<前編>|昼間たかし

    「マンガ・アニメの表現の自由」をめぐる騒動は尽きない。おおよそ、この世に表現というものが生まれてからというもの、時の権力や世の良識と対峙するのは、あらゆる表現の宿命というもの。 けれども、それは大衆が議論する政治的な課題とはなりにくい。先月行われた東京都議会選挙でも「表現の自由」を争点としようという試みはあった。「表現の自由」に関心のある候補者が当選、あるいは落選はした。けれども、豊洲への市場移転などのテーマに比べれば関心を持つ人が少なかったことは否めない。 昨年「マンガ・アニメの表現の自由」を掲げて参院選に挑み、29万票超を獲得するも落選した山田太郎。この一人の人物を通して「マンガ・アニメの表現の自由」の実情を記していこう。 【「表現の自由」を求めた都議選署名活動に欠けた熱】自動ドアが開き、一歩外へ踏み出す。そこは、夕方の目黒駅前のロータリーの雑踏。とたんに、長いため息が出た。 まだ梅雨

    【人物ルポルタージュ】29万票の金利~山田太郎と「表現の自由」の行方<前編>|昼間たかし
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