3日午前5時35分ごろ、多摩都市モノレール線立川南駅(東京都立川市柴崎町3丁目)から約300メートル南の軌道上で、列車(4両)が緊急停止し、左側ドアが約7秒間開いた。地上から高さ14メートルで、44人が乗車していたがけが人はいなかった。 同社によると、緊急停止は男性運転士(67)が運転レバーから手を離したためで、ドアも誤操作で開いた。運転士はドアを閉めた後、無線で体調不良を訴えたが、同社は交代の運転士が到着するまで、計18駅分運転を継続させた。運転士は持病が再発した可能性があり、交代後に救急搬送された。 運転士は立川南駅でも1メートルオーバーラン。内規に反し、同社に連絡せずにホームドアとの連動を解除し、ドアとホームドアを開けた。その後、ホームドアを閉めずに発車していた。 同社は「運転士の体調の回復を待って詳しい事情を聴く。ご迷惑をかけ深くおわびします」としている。
日本最北端の宗谷岬までは4時間56分だが、納沙布岬はさらに2時間も遠い──ヤフーは4月9日、「Yahoo!地図」を使ったビッグデータレポートを公開した。東京駅から日本各地への所要時間マッピングや、リニア中央新幹線が開通した場合の変化をシミュレーション。必ずしも一致しない実際の距離と「時間的距離」を浮き彫りにしている。 任意の出発地点と目的地から最適なルート、所要時間を割り出す「Yahoo!地図」の「ルート探索」機能を利用し、東京駅から全国各地への到達時間をマッピングしている。飛行機、新幹線、鉄道、フェリーなどの交通機関から最も効率的なものを選んだ結果になっているのが特徴だ。 全国の住所を「○○町○○丁目」まで細分化し、約19万エリアに分割。川の中や人が到達できない場所を避けるアルゴリズムで各エリア内に自動で目的地点を定め、総当たり的にすべての場所への所要時間を算出している。 北海道では日本
エスカレーターの片側を歩く人も多く、鉄道各社の対応にも温度差が見られる(今月1日、JR新宿駅で)=本間光太郎撮影 立っている人のすぐ脇を急ぎ足で駆け上がる――。 エスカレーターでよく見る光景だが、JR東日本では今夏から、駅のエスカレーターでは歩かないよう求める異例の呼びかけを始めた。利用客がぶつかって転ぶなどの事故が後を絶たないためだ。鉄道各社も注目しているが、通勤ラッシュ時は急ぐ人のために「片側を空ける」という暗黙のルールがすっかり定着しており、「歩行禁止」を広めるのは容易ではなさそうだ。 ◆ステッカーで啓発 JR東日本では、利用客がエスカレーター上でけがをする事故は年間約250件に上っている。今年5月には、東京都内の駅で松葉づえを持った中年男性が、横をすり抜けた利用客にぶつかられて転倒、頭などを打撲した。昨年9月には、都内の別の駅で高齢男性が急ぎ足で駆け降りていたところ、転んでエ
当社がお客様のご利用に必要と判断する設備を備えた「駅」については、当社が建設費を負担して整備しますが、その設備内容としては、「将来の旅客輸送のあり方を踏まえて、従来の形にとらわれず、営業専任要員は配置しない等、運用面も含めて、大胆に効率性と機能性を徹底して追求したコンパクトな駅」を目指し、「建設費ばかりでなく、開業後の運営費についても圧縮する」こととしていました。 このたび、中間駅のイメージをまとめましたのでお知らせします。
JR西日本は13日、駅利用客のホームからの転落防止策として、ロープを昇降させる新方式の転落防止柵(ホームドア)の開発に乗り出す、と発表した。 JR西管内では、列車の乗降口が車両によって異なる路線が多く、ホームドアの普及が進んでいないが、新方式では、在来線の大半を占める3ドアと4ドアの車両に対応できるという。 新方式では、ホームに柱(高さ1・3メートル)を約10~5メートル間隔で設置し、複数のロープで結んで転落を防ぐ。列車が入ると、柱は自動的に上昇。張られたロープも乗降口より高く上がるが、出発前は乗務員が安全確認しやすいよう柱とロープは元の高さに戻るという。設置時期や費用は未定。 JR西管内では昨年までの5年間に転落が30件、列車との接触が61件起き、19人が死亡した。国土交通省は「1日の利用客が10万人以上の駅」にホームドア導入を求めるが、導入実績は全国で14%。特にJR各社では、同一路線
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