日本自動車輸入組合のハンス・テンペル理事長(メルセデス・ベンツ日本社長)は22日の記者会見で「エコカー補助制度は満足できる内容ではない。輸入車には恩恵は限定的だ」と述べ、制度の見直しを求めた。 補助対象にならない輸入車が多いのは、日本と欧米で燃費の測定方法が違うためで、やり方の見直しを経済産業省に要望した。欧米と比べ日本では低い速度で燃費を測定することで、高速での燃費を重視した輸入車に不利という。関連記事オマケ40万円! エコカー買い替え補…早めがお得! 新車買い替え 補助制度…記事本文の続き 新車登録から13年以上の車を廃車にして新車を購入した場合、普通車で25万円が補助される制度についても「定額ではなく販売価格に対する定率の補助の方が平等」と指摘。高額な輸入車の買い替えが進めば経済効果も見込めるとした。