『梅は咲いたか』は、明治時代に流行した俗謡『しょんがえ節』を基にした江戸端唄(はうた)・小唄。花柳界の芸妓たちを季節の花々や貝に例えて歌っている。今日ではお座敷唄として有名。 写真:長岡天満宮の白梅(出典:Wikipedia) 歌詞の中で繰り返される「しょんがいな」は、歌の調子をとるための囃子言葉(はやしことば)。 一見すると「しょうがないな(仕様がないな、仕方がないな)」の類と解釈したくなるが、具体的な意味はないようだ。 ただ、「ああそうかいな」、「それからどうした」といった軽い合いの手としての意味合いはあるように思われる。 【YouTube】梅は咲いたか お座敷唄 梅は咲いたか 桜はまだかいな 柳ャなよなよ風次第 山吹や浮気で 色ばっかり しょんがいな 浅蜊(あさり)とれたか 蛤(はまぐり)ャまだかいな 鮑(あわび)くよくよ片想い さざえは悋気(りんき)で角(つの)ばっかり しょんがい
前回のエントリー↓ http://alisonairlines.jimdo.com/2013/07/19/israel-trance/ の続きになります。 この記事では、サイケトランス界隈の半数以上を占めるイスラエル人アーティストについて紹介していきたいと思います。 サイケトランスDJの半数以上はイスラエル人! サイケトランスDJにイスラエル出身者が多いのは非常に有名で、テルアビブは世界中のトランスファンの聖地としても知られています。 日本でサイケトランスというと、アンダーグラウンドで怪しい雰囲気がありますが、イスラエルの若者の間では割とポピュラーに聴かれている音楽です。 →日本イスラエル学生会議 イスラエル音楽と言えば? http://jisc-japan.org/?p=801 →テルアビブは世界のトップパーティータウン http://plaza.rakuten.co.jp/momojp
EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)界で最も人気のあるニュースサイトinthemixが、「世界のEDM業界で最も影響力のある50人」(The 50 Most Powerful People in EDM 2013)を発表しました。 このリストではDJやアーティストを人気リスト化する代わりに、音楽業界でEDMビジネスを動かすマーケティング企業、プロモーション会社、マネジメント会社、レコード会社などのキーパーソンをピックアップし、一人づつ丁寧に紹介しています。日本にいると想像がつきにくいですが、今世界では「EDM」は人気の音楽ジャンルで、Ultra Music FestivalやElectric Daisy Carnivalなど数十万人を動員できる音楽フェスがあちこちで開催されていたり、EDMアーティストやDJがチャートのトップに上り、グラミーなど賞を受賞する人も増えています。 2
笠置シズ子 買物ブギー Shizuko KASAGI, kaimono boogie 1950
<エピローグ『未来は音楽が連れてくる』> レコード産業、壊滅の危機から復活した歴史 ▲トーマスエジソンとフォノグラフ。後世、レコードの発明は「科学がエンタテイメントにもたらした最大の貢献」と賞されるようになる。 レコード産業は、フリーメディアのラジオに勝てず、かつて売上が25分の1に落ちたことがある、と書いた。1930年初頭のアメリカのことである(※1)。 1930年代の不況はエンタメの明暗を分けた。ラジオと映画は力強く、30年代に黄金時代を築いていった。一方、レコード産業の売上は30年代のうちに、恐慌前の水準へ戻すことはなかった。 現代のレコード産業を彷彿させる状況だ。 新たなフリーメディアのインターネット。ソーシャルゲーム、スマートフォンアプリ、次々とあらわれるエンタメ産業の競合。彼らに押されたレコード産業の売上はピーク時の半分にまで落ちた(※2)。 だが80年前の米レコード産業は諦め
2012/02/01 レミオロメン:活動休止 2012/02/10 GO!GO!7188:解散 2012/02/14 PENGIN:活動休止 2012/02/29 東京事変:解散 2012/03/05 hare-brained unity:活動休止 2012/03/20 ドレミ團:解散 2012/03/24 serial TV drama:解散 2012/03/24 エイジアエンジニア:活動休止 2012/03/31 SDN48:全員卒業 2012/03/31 ココア男。:解散 2012/04/07 CHEMISTRY:活動休止 2012/04/18 PLINGMIN:解散 2012/04/18 DETROX:活動休止 2012/04/19 DOPING PANDA:解散 2012/05/04 Administrator:解散 2012/05/19 ズータンズ:解散 2012/05/30
2008年に入るとボカロ曲はますます多種多様になっていきます。ボカロのカンブリア爆発期到来です。ボカロシーンに新たに参入したPが自分の得意分野で持ち味を発揮しはじめます。 中でも鮮度が高かったのはR&Bをベースにした曲です。ボカロとR&Bは最も遠く離れたジャンルだと思い込んでいただけに、意外な相性の良さに驚きました。 2008年3月7日 dixie flatline ボカロR&Bスタンダード。R&Bを構成する重要素は聴いていると思わず身体が動き出す「はねるリズム」です。ボカロはエレクトロやトランスに乗せることで空間ごと変移させるような表現が得意であり、特にミクは最強の能力の持ち主でしょう。しかし肉体を意識させるR&Bとは相性が悪い。ミクは声にキレがないので、「はねるリズム」に乗せるとフワフワしてしまって、ひたすら落ち着きません。逆にリン・レンのキレと粘性の高い声は見事にR&Bにはまりました
The KLF(ザ・ケイエルエフ)は、イギリスのビル・ドラモンドとジミー・コーティの2人からなるハウス・ユニット。 ユニット名について決定版と言える説明がなされたことはないが、「Kopyright Liberation Front」(著作権解放戦線)[1] や「Kings of the Low Frequencies」(低周波の王)の頭文字など、様々な説明が伝えられてきた。 概要[編集] アルバム『Chill Out』において「チルアウト」「アンビエント・ハウス」といったジャンルを産み出し、また、次のアルバム『The White Room』から、「スタジアム・ハウス三部作(The Stadium House Trilogy)」と呼ばれるシングル3枚(「What Time is Love?」、「3 A.M. Eternal」、「Last Train to Trancentral」)をリリース
去年の秋、アルテスパブリッシングから出版された「文化系のためのヒップホップ入門」という本がやたらと面白かった。音楽ライターの長谷川町蔵さんと、慶応大准教授の大和田俊之さんによる対談形式の本で、平易な表現で読みやすく、ディスクガイドも充実。当然ながらよく売れていて、評判も高い。 しかし、入門する気がなくても面白い。というのも結果的にヒップホップの切り口から、それ以前の音楽を批評した内容になっているからだ。長谷川さんが冒頭に宣言するのは次のようなテーゼだ。 「ヒップホップはロックと同じ音楽だと思うから面白さがわからないのであって、ヒップホップは音楽ではない」「ヒップホップは一定のルールのもとで参加者たちが優劣を競い合うゲームであり、コンペティションです」 あれーっ、そうだったの? という感じだが、この本の企画は音楽史研究者であるにも関わらず「ヒップホップの壁を超えられなかった」大和田さんが、自
1997年東芝EMIから発売「甦るオッペケペー」より 三代目桂藤兵衛/作 川上音二郎/演出 『オッペケペー節』 1900年(明治33年)パリ万博での川上音二郎一座の公演をイギリスのグラモフォン社が録音したもの。川上音二郎の声ではありません。 イギリスのEMIに保管され埋もれていたものが、1995年に再発見されました。 日本人最古の録音と言われていましたが、2003年に同時期に録音されたものが新たに見つかったため、日本人最古の録音とは断定できなくなってしまいました。しかし日本人の歌声としては最古のものではないでしょうか。 訂正: 永嶺重敏(2018)『オッペケペー節と明治』文春新書 によると冒頭のセリフは 「欧米漫遊の川上一座一行のオッペケペーをお聞きに達しまする」だそうです。 字幕に誤字あり、 地獄で閻魔に(0:43) 親が窮すりゃ(1:07) が正しいです。 参考にさせていただ
昨日のVOCALOIDの話のつづきの続き。 初音ミクが一番、やっかいというか、要するに僕らにとっては「初音ミク」っていうのをどう論じたらいいか解んないんですよ。キャラなんだけど、キャラクターものとして扱うにはあまりにも大きな現象を含みすぎていて。 by 黒瀬陽平さん@ねとすたシリアス第1回 (3)アマチュアミュージシャンの切羽詰まった状況 初音ミクブームにおいて特徴的だったのは、計画的にブームを先導・指揮するような中心的な人物、仕掛け人など存在しなかったということです。基本的には、各個人が思い思いに自由に行動していたのに、しかし全体としてみると、恐るべき連携プレイをしているかのように、初音ミクブームは拡大していったのです。 こういう現象が実現した理由として、ニコニコ動画の威力もさることながら、初音ミク発売以前の段階で既に、DTMを趣味とする人たちの間でいくつかの重要な共通認識があった、とい
最近のJPOPはつまらない。というよりJPOPというジャンルそのものが廃れている。何が悪いのか、というと何も悪くない、JPOPは嫌われていた。洋楽に傾倒するような音楽ヲタク達は、POPを疎ましくおもっていた、軽く見られていたし、商業的なダメなのもの、というイコンとしてオリコンがあった。今はオリコンが力を失うと同時に、JPOPもカルチャーとしての力を失っている。JPOPとは何か、音楽として形容しがたい、雑多なもの、それがJPOP、僕はそう思っている。最近JPOPを感じる音楽を奏でているのはいきものがかりしかいない、ロックでもなく、テクノでもなく、オルタナティヴでもない、グルーヴもない、リズムもない、ただ素直な日本語の歌詞で、ひたすらにメロディがキャッチー、そんなJPOPはどこへいったのか。90年代前半までは、JPOPの天下だった。しかし小室が、ビジュアル系が変えてしまった。小室の根底はテクノ
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