2006年08月12日09:20 いい映画だから興行が成功するとは限らない カテゴリマーケティング kinkiboy Comment(5)Trackback(10) 『ゲド戦記』がネットでは、お寒い評価というか失敗作という印象を受けます。しかし興行的には滑り出しは絶好調です。それとは好対照に『時をかける少女』はネットではすこぶり評価が高いにもかかわらず、興行的には『ゲド戦記』の足元にははるかに及びません。 こんな商品と思っても最初はどんどん売れることはあるし、逆にいい商品だから売れるとは限らず消えていった商品もたくさんあります。 このブログでは、『ゲド戦記』について書かれた記事のなかでのアンケート結果の紹介に仕方が、人を欺く典型的なパターンのひとつであることをご紹介しましたが、異なる視点でいくつかのブログが取り上げており、それぞれが面白いので、そえについて書いておきたいと思います。 話題を
先日、昨年の映画産業データが日本映画製作者連盟(映連)から発表された。今日はその数値を見て読み解いていく。http://www.eiren.org/toukei/index.html 本題に入る前に言い訳をしておくが、僕はここで触れる映画をすべては観ていない。印象論も多い。また、各作品への言及も総合的な分析にはなっていない。各作品に対して細かく述べると、きりがないからだ。 そして、全般的に厳しい眼差しを向けている。これはべつに映画業界に恨みがあるとかではなく、ジャーナリスティックな立場(そう名乗ったことはないが)で苦言を呈しているだけである。いわばセルジオ越後的な「あえて批判」である。この文章を読むなかには、もしかしたらここに名前が出てくるひとや関係者もいるかもしれない。その方々には、このような立場の違いを承知していただいて、寛容に受け止めていただきたい。 以上を踏まえ、たしょう筆が滑って
角川グループホールディングスは2月中旬より、PtoP技術を使った映画配信に乗り出す。同社傘下の角川ヘラルド映画が所有する映画作品を米BitTorrentに提供する。 第1弾はホラー映画の「リング」シリーズや「着信アリ」など。課金はクレジットカードによる決済で、コンテンツにより1)視聴期間に制限のないダウンロード販売、2)視聴期間が限定されているビデオオンデマンド(VOD)方式、3)視聴回数が1回のみのVOD方式、4)広告付きの無料配信の4種類がある。収益はBitTorrentと角川グループホールディングスが分け合う。 BitTorrentはPtoP技術「BitTorrent」を使って映像やソフトウェアなどを配信する企業。BitTorrentは自社サイトで専用ソフトを無償配布しており、Operaブラウザの最新版にも基本機能の1つとして搭載されている。 PtoP技術を使って映像を配信することで
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