■ 読者特典 ■ 本書発売後の国内外の情勢変動を受けた著者の見解を、読者限定ブログで読むことができます。 ◆ ブログページ → こちら 記事を読むには「ユーザー名」と「パスワード」の入力が必要です。 |ユーザー名: inflation |パスワード: 本書302ページ冒頭の単語(2字)をローマ字にして入力してください 本ブログ記事は2週間に1回ほどのペースで更新し、書籍発行後半年間をめどに継続予定です。なお筆者への質問等は受け付けておりません。 ※ 第9回目の記事は、9月14日にリリースしました ※ 電子書籍をご購読の方は、パスワードに「 keizai 」と入力してください ---------------------------------------------------------- 米国では、2022年1月の消費者物価指数が前年同月比7.5%の上昇となり、約40年ぶりの物価高に見
2013年07月13日18:30 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 「ありのまま」の資本主義を - 書評 - 里山資本主義 里山資本主義 NHK広島取材班 / 藻谷浩介 編集部より献本御礼。 ああ、これでいいのかも。 404 Blog Not Found:少子化対策にあたって0番目に直視すべき現実 今から何とか出来るのは、「減ってもなんとかなる」ように持っていくだけ。 そう持って行くための、一つの解が、本書にある。 唯一の解ではないかも知れないが、すでに見つかった解は私が知るかぎりこれだけ。 本書「里山資本主義」は、「ありのまま」の資本主義のすすめ。 その前に、現在我々が「資本主義」だと思い込んでいるものを振り返ってみよう。 〈「お金」崩壊〉より この上下の円のうち、元来の資本は下の円である。拙著「弾言」で「カネ=ヒト+モノ」となっているうちのモノに相当する。 それを我々はどうし
2009年06月19日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 「黒鳥」の正体 - 書評 - ブラック・スワン ダイヤモンド社より献本御礼。 ブラック・スワン 不確実性とリスクの本質 Nassim Nicholas Taleb / 望月衛訳 [原著:Black Swan] 初出2009.06.17; 販売開始まで更新 私が言うのも変だが、邦訳を待ちわびていた人も多いだろう。私自身、前著「まぐれ」を読了後日をおかずして原著を入手して、「これはとてつもない。早く紹介したい」という気持ちを本日まで抑えてきた。 上下分冊は残念だが、しかしこの表紙絵の美しさは原著を凌駕している。そして、単に美しいだけではなく、つがいとなることで本書の本質により近づいている。それぞれ1,890円というのはさらに残念だが、本書を読了してなおそれだけの価値がないと感じるのは、価値感覚そのものが麻痺している人
2008年01月13日17:45 カテゴリ書評/画評/品評Money 20世紀の、だったら納得したのに - 書評 - 21世紀の国富論 平凡社より献本御礼。にも関わらず書評が超遅くなってしまって申し訳ない。 21世紀の国富論 原丈人 しかし結果として、書評が遅くてよかったと今では思っている。 なぜなら、本書は最終章を除けば実によい本であり、それゆえ多くの人に読んでもらう価値がある一方、最終章が「20世紀」すぎて私としては納得が行かず、故に私からは勧めづらい本だったからだ。 本書「21世紀の国富論」は、スーツを纏ったギークである著者が、日本はこれからどこを目指すべきなのかを語った本。 目次 - Amazonより はじめに 表舞台を去る「パソコン時代」の主役たち/ネットバブルはなぜ崩壊したのか?/アメリカに理想のガバナンスはない/市場万能主義は破綻しかけている/コンピュータを中心としたIT産業
2009年11月02日13:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 ビジネスが終わり、エコノミーが始まる - #書評_ - ネットビジネスの終わり 著者より献本御礼 ネットビジネスの終わり 山本一郎 新書でハードカバーというありえないパッケージではあるが、本書に限って言えばこれはかえってよかったのかも知れない。 本書は、Economy 1.0 の墓碑銘なのだから。 本書「ネットビジネスの終わり」は、切込隊長こと山本一郎による「ウェブ終末論」。 目次 まえがき―低成長時代の産業社会とは 第1章 「ものづくり信仰」から「売るためのシステムづくり」へ 第2章 瀕死のメディア産業 第3章 アニメ、ゲームが成長産業になれない理由 第4章 情報革命ブームの終焉 あとがき―不確定な世界を生きるために PHP新書『ネットビジネスの終わり』を上梓しました: 切込隊長BLOG(ブログ) Lead‐o
2011年12月21日17:00 カテゴリ弾本書評/画評/品評 紹介 - 「働かざるもの、飢えるべからず。」新書版 働かざるもの、飢えるべからず。 小飼弾 「働かざるもの、飢えるべからず。」が新書化されたのでお報せします。 404 Blog Not Found:紹介 - 発売開始 - 働かざるもの、飢えるべからず。 本書「働かざるもの、飢えるべからず。」新書判は、二年前に上梓された単行本「働かざるもの、飢えるべからず。」から第二部を割愛した上で、第一部を改訂したものです。スマナサーラ長老のファンのみなさまごめんなさい。そのまま新書にすると二分冊になってしまうということでこのような形になりました。 「働かざるもの、飢えるべからずNANO」という書名も提案したのですが、残念ながら却下されました:-p 目次 はじめに 第1章 なぜいま、貧困があるのか 第2章 社会相続という決定弾 第3章 所有か
タイラー・コーエン「大停滞」。今年話題の経済書だとか。 「イノベーションの停滞」という観点からアメリカ経済低迷を説いている。 近年のイノベーションは「公共財」ではなく「私的財」の性格が濃く、 恩恵が万人に行き届かず、一部の人しか恩恵を享受していない。 投資家のみなさんはよくご存じ、金融イノベーションがその代表例。 ここ20年で目を見張るほど進歩したインターネットはどうだろう? 著者は2つの点で、経済面では期待はずれのイノベーションと説く。 1. インターネットはGDPの成長につながらない インターネットが私たちの生活・思考に及ぼす影響の大きさを考えると、 GDP増加への寄与度が低い。(=無料サービスが多いから) 1回つぶやくよりも、バナナ1本購入するほうが、GDPを押し上げる。 2. インターネットには雇用を生み出す力がない 20世紀前半、フォードやGMが成長した時は、何百万もの雇用を創出
2010年06月05日18:00 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 景気の波より人口の波 - 書評 - デフレの正体 角川書店岸山様より献本御礼。 デフレの正体 - 経済は「人口の波」で動く 藻谷浩介 さらにブロガー向けセミナーにもご招待いただいたので、参加させていただいた。 弾言する。著者ほど日本の現状をしっかり把握している人はいないと。数多の経済学者たちがスルーしてきた日本の本当の実情が本書にはある。 我が意を得たりとは、このことだ。 本書「デフレの正体 経済は「人口の波」で動く」は、平成合併前の約3200市町村の99.9%、海外59ヶ国を概ね私費で訪問して来た著者による、「日本の傾向と対策」。 目次 第1講 思い込みの殻にヒビを入れよう 景気判断を健康診断と比べてみると/ある町の駅前に表れた日本のいま 第2講 国際経済競争の勝者・日本 世界同時不況なのに減らない日本人の金融
本書が商品としての「砂糖」の歴史、つまり製法云々の変遷を辿っただけであったのなら読み物として面白くもなんともありません。本書が圧倒的に面白い理由は、砂糖という「世界商品」を通じて近代以降の世界史をダイナミックに描いていることにあります。砂糖は大量生産によって人類の食生活を抜本的に変えましたが、それだけでなくイギリスの産業革命や、地球上の人間の配置をすら変えてしまった要因にもなったのです。 アジアのどこかが原生地だとされる砂糖きびは、のちにイスラム教徒の手によって「コーランとともに」西に西に移動し、ついにはヨーロッパ人の手によって「聖書とともに」新世界にもたらされます。砂糖の大量生産には膨大な人力を要するうえ、砂糖きびが土地の地味を急速に失わせる作物であるという特徴から、奴隷制に支えられた大規模プランテーションと土地と労働力を求めて移動せざるを得なかったのです。 イギリスを発した奴隷船は
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