料理は、味もさることながら盛り付けも重要だ。たとえば、レシピ系サイトを見ながら工程通りに作っても、仕上げ段階で綺麗に盛り付けできないと「なんか違う」感が拭えないことがよくあるはずだ。 一方で、料理家や自炊系インスタグラマーなどを観察すると、食材の配置や色味に対し非常に気を配っていることがよくわかる。いずれにせよ盛り付けの完成度によって、食べる側のテンションが大きく左右されることは間違いないだろう。 では、盛り付けのセンスはどのように身につければいいのか? どうせ人に料理を出すなら、「美味しそう!」と思われたいもの。ましてや今はコロナ禍で外食する機会が減っており、自炊した料理写真をSNSにアップする機会も多くなっている。盛り付けテクニックで差を付けたいと考える人は自分以外にも多いはずだ。 そんなことを知り合いのメシ通の編集者にボヤいていると、「盛り付け? だったら適任の方がいますよ。この際、
まずは、スマホで撮影した2つの写真を見比べていただきたい。 ▲上はプロが撮影したもの、下は私(素人)による写真である 撮影場所はそれぞれの自宅だが、料理自体はどちらも某大手コンビニチェーンで同時期に購入したハンバーグと冷凍食品の野菜。技術の差は一目瞭然だろう。 ▲こちらは寄りの写真。上がプロによるものだが、それに比べて私の写真はハンバーグのジューシーな魅力がまったく伝わってこない 小野田:すいません、髙橋さんってiPhone使っていましたっけ? 発端は私からのこんなLINEメッセージだった。「髙橋さん」とは旧知のプロカメラマン・髙橋定敬さんのこと。 ▲髙橋定敬(たかはし・じょうけい)さん。フリーランスフォトグラファー 雑誌などのメディアや、広告でのポートレート撮影、ライブ撮影などを中心に活躍しており、ライター&編集業をこなす私とは仕事上でタッグを組むことが多い。 新型コロナウイルスの影響で
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