豪雨と洪水に見舞われたオーストラリアのビクトリア州ギプスランドで、低木帯が一面クモの巣に覆われたという様子。洪水で普段地中に生息するクモたちが一斉に糸を使って高い場所に避難しただとのこと。 https://t.co/t7UQnvn0T0
ハモンドメジロハエトリの名前は米国の元軍医総監ウィリアム・アレクサンダー・ハモンドにちなんだもの。活動家はこの人物が人種差別主義者だったと指摘する/Shutterstock (CNN) 人種差別主義との関係を改めて見直す動きが続く米国では、不快とされたスポーツチームや学校の名前の改称が相次いだ。さて次は、鳥の名前の番だ――。 人名に由来する英語名の改称を目指す草の根運動「バード・ネームズ・フォー・バーズ(鳥のための鳥類名を)」は、とりわけ北米で、問題ある人々にちなんで名付けられた鳥類名が多いと主張している。 同運動の創始者の1人であるジョーダン・ラター氏は、例えばハモンドメジロハエトリが、米国の元軍医総監ウィリアム・アレクサンダー・ハモンドにちなんだものと指摘。同運動のウェブサイト上では、ハモンド氏が研究のため殺害された先住民たちの脳を収集しようとしていたこと、また黒人について「精神的また
知られている限り、北太平洋に生息するコククジラは2つの群れに分かれている。数が安定している東の群れと絶滅の危機にある西の群れだ。東の群れは生息数2万500頭前後だが、西の群れは野生に200頭ほどしかいないと推定されている。ここまで減った主な原因は、数十年にわたる商業捕鯨だ。(参考記事:「動物大図鑑 コククジラ」) 東の群れは米国アラスカ州やロシアの近海からメキシコ、バハカリフォルニア州沖の繁殖地を回遊する。西の群れの繁殖地についてはあまり知られていないが、ロシア東部の沖で餌を食べる姿が記録されている。 研究に参加した南アフリカ、ステレンボッシュ大学の動物学者サイモン・エルウェン氏は2013年の目撃情報を初めて聞いたとき、「あまり真剣に受け止めていませんでした」と振り返る。「フランスのパリでホッキョクグマを見たと言っているようなものです。理論上は、到達することは可能ですが、あまり現実味があり
ブロッコリーを食べるウニ「ウニッコリー」現る 愛媛県愛南町が愛媛大学と協力して2018年から養殖を行っています。 グップラ【公式】Good For the Planet @GFP_week 【ブロッコリーを食べるウニ】 愛媛県愛南町で、海の“嫌われ者”のウニをなんとかしたいと、廃棄されるブロッコリーを食べさせる取り組みが。その名も「ウニッコリー」。 きっかけは、話題になった「#キャベツウニ」だったといいます。 #今からスイッチ pic.twitter.com/bumi3wIjSz 2021-06-08 21:00:00 リンク 読売新聞オンライン 厄介なウニ、「愛南ゴールド」を覆うように食べて…身入り・甘み増して柑橘風味に : 経済 : ニュース 沿岸漁場の海藻を食べ尽くす「磯焼け」の元凶となるウニを捕まえ、食用に養殖する試みが広がっている。特産の野菜や柑橘(かんきつ)の廃棄部分をエサにし
(CNN) 米マサチューセッツ州ボストンを流れるチャールズ川で、白鳥の父鳥が母を亡くしたひなを背中に乗せて運ぶ姿が撮影された。父鳥は翼で「ゆりかご」を作ってひなたちを包み込んでいた。 この様子が目撃されたのは、母鳥が突然死んだ数日後のこと。アマチュアカメラマンのマシュー・レイフマンさんが、この心温まる瞬間をカメラでとらえた。 レイフマンさんは「新しく父になって、乗り越えないといけない難しい状況で悪戦苦闘するのがどういうことか、私にはある程度わかる」と語る。 レイフマンさんと妻の間には1歳8カ月の子どもがいる。自分につながるものを感じたと、レイフマンさん。「この父親の白鳥に一種の親近感を覚えた。人生の難局に直面して、何とか立ち直ろうとしていたんだ」 レイフマンさんの写真には、父鳥が両側の翼を持ち上げて「ゆりかご」を作り、グレーのひな3羽が互いに寄り添う様子がとらえられている。 撮影後、レイフ
物質・材料研究機構(NIMS)は6月3日、40年にわたって議論が続いてきたテントウムシの脚裏がガラス面などでも滑らずにいられる接着原理を解明したと発表した。 同成果は、NIMS 構造材料研究拠点の細田奈麻絵グループリーダー、東京大学の須賀唯知名誉教授(現・明星大学客員教授)、東京大学の中本茉里大学院生(研究当時)、独・キール大学のStanislav N. Gorb教授らの国際共同研究チームによるもの。詳細は、英オンライン総合学術誌「Scientific Reports」に掲載された。 持続可能社会を実現するための要素の1つに、リサイクルがある。可能な限りリサイクルすることが望ましいことから、接着技術にもスポットが当たっている。 これまで接着剤などの接着技術は、強力であることが求められてきた。しかし今後はそれが変わっていく。たとえばダンボール箱1つを取っても、中にものを入れて運ぶときはしっか
感染症「つつが虫病」の患者が5月上旬、宮城県で確認された。つつが虫病はかつて北日本の日本海側で見られる風土病だったが、今は北海道、沖縄を除く全国で発生。年間300~500人が発症し、数人が亡くなっている。東北では春から秋にかけて患者が多い。病気の特徴や予防のポイントをまとめた。 【写真】ヒゲツツガムシ ■野外では長袖、長ズボンで 山形県衛生研究所によると、つつが虫病は病原体(リケッチア)を持つツツガムシの幼虫に刺されることで発症する。ツツガムシは体長0・2~0・5ミリで、山林や原野、河川敷などに生息する。 刺されるのは、衣服で隠れた皮膚の柔らかい部分が多い。5~14日程度の潜伏期間を経て38~40度の高熱、全身の倦怠(けんたい)感、頭痛など風邪のような症状が現れる。 発熱から2~5日後には、全身に粟(あわ)粒ほどの赤い発疹が広がり、刺された部分に近いリンパ節が腫れる。刺し口には1センチほど
カエルの胚から摘出した細胞を使って作られる、直径1ミリメートルに満たない生物ロボット、それが「ゼノボット(xenobot)」だ。生命進化の過程における自然淘汰を模倣したアルゴリズムで開発された。「米国科学アカデミー紀要」にその初期研究の成果が掲載されたものだ。 生体ロボットが力を得て主体性を持つところまで行ってしまえば、待っているのはもしかすると「悲惨な結末」かもしれない。だが、ゼノボットは極小で無害な生き物だ。カエルの胚細胞から作られた小さな生物はプログラムも可能で、人間の体内でさまざまなことができる。 「生きた細胞」微小ロボ、進化的アルゴリズムにより開発 生物学者たちは、まずスーパーコンピュータで設計を進めてから、現実の世界でプロトタイプを作り始めた。生物学とテクノロジーが融合して、細胞はプログラムできる機械へと変容した。 その独自性以外に特筆すべきは、再生能力だ。半分に切られても、細
ダチョウはアホだが役に立つ 2021.03.27 公開 / 2021.10.01 更新 ツイート ダチョウってどんな鳥?そのすごさとアホさ 塚本康浩 ダチョウ博士・塚本康浩氏。新型コロナなど感染症予防に力を発揮する「ダチョウ抗体マスク」開発者で、京都府立大学学長でもあるが、その飾らないキャラクターで大人気となっている。 ここでは塚本氏の著書『ダチョウはアホだが役に立つ』から一部を紹介する。はたしてダチョウはどんなふうに「アホ」なのか? * * * ダチョウという鳥は、ホンマにアホです。どれくらいアホかというと、自分の家族もわからんのです。 生息地であるアフリカのサバンナや砂漠では、ダチョウは10羽くらいの小さな群れを作って暮らしています。 オスはけっこうまめで、繁殖期になると砂地に月のクレーターみたいな巣を作り、卵が孵(かえ)ったらオスとメスが一緒になってヒナを育てます。そこだけ見
海洋生物・ウミウシの一種が、心臓など体の大部分を自ら切断(自切)した後、残った頭部から体全体を再生できることを奈良女子大の研究グループが発見した。失った体の大部分を再生できる例として水生生物のプラナリアやゴカイなどが知られるが、グループは「複雑な身体構造を持つ生物で確認されたのは初めてとみられる」としている。9日付の米科学誌カレント・バイオロジー(電子版)に掲載された。 ウミウシの一種「囊舌類(のうぜつるい)」のうち、食べた海藻から取り込んだ葉緑体で光合成できる「コノハミドリガイ」と「クロミドリガイ」、計15体で確認した。飼育していたウミウシが自切して頭部と体に分離したため、観察を続けたところ、全体の2割以下の重量に過ぎない頭部から1週間以内に体の再生が始まり、3週間後にほぼ完全な状態となった。切り離した体部分は頭部を再生することはできなかったが、それでも最長で…
海底に潜んで驚異的なスピードで巣穴から飛び出し、トラバサミのような口で獲物に噛みついて食べてしまう奇怪な生物・オニイソメ。その祖先が2%2C000万年も前から魚を襲っていたらしき証拠を、このほど研究者たちが発見した。 TEXT BY MATT SIMON WIRED(US) 個人的には奇怪な生物に関してそこそこ詳しいが、それでも躊躇なく断言しよう。オニイソメはダントツに奇怪な生物だ。 全長3mにも成長する巨大な蠕虫(ぜんちゅう)で、海底に巣穴を掘り、水中にトラバサミのような口だけを突き出す。そして魚が近づくと、驚異的なスピードで巣穴から飛び出して獲物に噛みつき、荒っぽく巣穴に引きずり込んで生きたまま食べてしまうのだ。 そんなオニイソメの祖先が2%2C000万年も前から魚を襲っていたらしき証拠を、このほど研究者たちが発見した。学術誌『Scientific Reports』に1月21日付で掲載
静岡県沖の駿河湾で、体長1メートルを超える大型の新種の深海魚が見つかり、「ヨコヅナイワシ」と名付けられました。発見したグループは「これほど大型の魚が見つからずにいたのは珍しい」としています。 海洋研究開発機構の研究グループは、2016年に静岡県沖の駿河湾の深海で生物の調査を行ったところ、水深2000メートル余りでこれまで知られていない大型の深海魚を4匹捕獲しました。 4匹は、いずれも体長が1メートルを超えていて、最も大きいものは1メートル30センチ余り、重さはおよそ25キロあったということです。 形態や遺伝子の解析から、「セキトリイワシ」という深海魚の仲間の新種で、この仲間の中では最も大きいことから、研究グループは「ヨコヅナイワシ」と名付けました。 「ヨコヅナイワシ」のうろこは鮮やかな青色で、胃の内容物や食物連鎖の中での位置を調べる最新の分析方法から、駿河湾の深海の食物連鎖の最上位に位置す
ネコは植物のマタタビを与えると、体にこすりつけるなどの特有な反応をすることが知られていますが、岩手大学などの研究グループは、ネコに作用する物質をマタタビから同定したと発表しました。この物質は蚊を寄せつけないこともわかり、マタタビをこすりつける反応は、ネコが蚊を避けるよう進化してきた結果なのではないかとしています。 ネコはマタタビの葉や実を好み、体にこすりつけるなどの特有な反応が引き起こされることが知られていて、60年余り前の研究で「マタタビラクトン」という物質が関係しているとされてきました。 岩手大学の宮崎雅雄教授と名古屋大学などの研究グループは、最新の技術で改めて分析したところ、マタタビに含まれる「ネペタラクトール」という物質が「マタタビラクトン」よりもネコに強い作用を引き起こしたほか、葉に含まれる量も10倍以上あり、ネコに作用する主な物質は「ネペタラクトール」であることがわかったという
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