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ブックマーク / ameblo.jp/kyupin (381)

  • 『PL顆粒とPA錠が著しく不足していること』

    風邪薬としてよく知られているPL顆粒とPA錠が遂に不足し始めている。この2剤の正確な名称はPL配合顆粒およびピーエイ配合錠である。 これらの風邪薬は、薬局で売られている風邪薬と大差がない。またアセトアミノフェンが入っていることからカロナールが主の薬である。 風邪薬は一般的に眠くなると言われているが、これはPLやPAにはヒベルナ(プロメタジン)が入っているためである。これは抗ヒスタミン薬で、抗精神病薬の副作用止め(抗パーキンソン作用)としても処方されることがある。 これはPL顆粒に入っている成分の一覧である。これをみると、PLとPAが不足し仮に購入できなくなったとしても、似ている薬が院内薬局で配合できそうである。そもそもこのような風邪薬が不足することは、新型コロナ、インフルエンザ、普通の風邪が流行りまくっているためである。 このような風邪薬はあまり意味がないと言う意見があるが、風邪に抗生剤は

    『PL顆粒とPA錠が著しく不足していること』
    diet55
    diet55 2024/01/28
    「院内薬局で配合できそうである。そもそもこのような風邪薬が不足することは、新型コロナ、インフルエンザ、普通の風邪が流行りまくっている」「精神科病棟の患者さんほど、ワクチン接種率が高い集団は滅多にない」
  • 『長期間、夫からDVを受けてきた奥さんの話』

    夫からDVを受けている奥さんは、離婚ないし別居しない限り、それから逃れることなどできない。 またDV夫を精神科病院に連れていくことはもっと困難である。 DV夫が奥さんを殺すとか、誰が見てもDVによる大怪我と見なされるくらいのことが起こればやっと警察が介入する。DVは民事的な事例と思われているのかもしれない。事情を聴取された際に、奥さんが夫から受けた怪我と言わないこともあるからである。 DV夫は社会的には成功していて、世間からの評価が高いことも稀ならずあり、いわゆる外面が良い人物だったりする。ここで言う、社会的成功とは、会社社長、大学教授、医師や歯科医などである。 このようなDVは、自宅で酷いことが起こっていても、情報が外部に出てきて大問題になることは滅多にない。まして、DVが理由で人を精神科病院に連れて行くことは更に困難なことである。 稀に、DVが理由で奥さんが精神科病院に相談に来られる

    『長期間、夫からDVを受けてきた奥さんの話』
    diet55
    diet55 2024/01/18
    「DVに長期間耐え続けるのは、多分、免疫を弱めるか変調を起こさせ、重大な身体疾患」「子供が虐待を受けている場合、小児科のドクターがそれを見抜いて、警察に連絡することも多いが、成人の場合、結局は自己責任」
  • 『少量ラミクタールはエネルギーがいらない』

    今日は犯罪被害者の治療の話。 精神科では犯罪を契機にメンタルを悪くして初診する人たちが一部にいる。そう多くはないが数年単位では時々ある。 ここで言う犯罪だが、社内でのパワハラとかセクハラは含まない。パワハラなども広い意味の犯罪に類するものかもしれないが、被害者が自殺するとかでない場合、事件化しないことが大半である。パワハラなどによりメンタルをやられて精神科受診する人々についてはいつかアップしたい。 この記事の犯罪被害者は新聞やテレビで報道されるような犯罪に巻き込まれた被害者のことを言っている。 このような人は何らかの精神変調を来しているが、特殊な病態でアップとダウンが混在していることが多い。 基うつだが、その逆も混在するような病態である。このような状態だと仕事などできないので、会社を休んでいることが多い。 このアップとダウンが混在するという点は重要である。 このような特殊な病態に対して

    『少量ラミクタールはエネルギーがいらない』
    diet55
    diet55 2023/12/03
    「犯罪被害者は、脳にダメージを受けてエネルギーを失っているので、重い向精神薬はエネルギー的に耐えられない」「考え方としては、残ったエネルギーを消耗させないで治療を進めることで治癒に近づくと言った感じ」
  • 『精神科医の年齢によるベンゾジアゼピン処方の温度差』

    ベンゾジアゼピンは抗不安薬や睡眠薬として処方されてきた歴史がある。年配の精神科医はベンゾジアゼピンの処方経験の多さと副作用で困った経験が稀なためか、ベンゾジアゼピン処方に対し若い精神科医より抵抗がない。 ここで言う若い精神科医とは40歳代以下くらいであろうか? 近年は不安障害に対し、安易にベンゾジアゼピンは処方しない方針で治療が行われることが多い。ベンゾジアゼピンではなく、SSRIが主流になっているからである。 このブログでは、不安障害に対してベンゾジアゼピンを全面的に否定しないポジションで記載している。僕があまりベンゾジアゼピンを不安障害に使いたくないのは、次第に処方錠数が多くなりかねないという気持ち的な部分が大きい。処方はシンプルな方が良い。また全面的に否定しない別の理由として、日人はSSRIを副作用的に服薬できない人が少なからずいることも関係している。 また、SSRIは服用し続けて

    『精神科医の年齢によるベンゾジアゼピン処方の温度差』
    diet55
    diet55 2023/11/15
    「40歳代以下くらい」「ベンゾジアゼピンを絶対悪として処方を頑として止めてしまうような大バカ者精神科医」「ベンゾジアゼピンに対する100か0かの思考パターン」私も0か100ではなく、BZDの情報をキャッチアップしたい
  • 『精神科はどこに行けば良いかわからないと言う話』

    精神科に限らず、どの診療科でもどこの病院やクリニックが良いか意外にわからないものだ。 僕も困ることがよくある。なお、過去にどこに行くか最も悩んだ診療科は整形外科であった。歯科もわからない科で、友人の間で評判の良い歯科に行くようにしていた。 今はインターネットに口コミなるものがあるが、あれはアテにならないので、信用できない。 そもそも僕が15年くらい通院した歯科は口コミは酷いものだった。その歯科医は僕が生まれて以来最も上手いと思ったが、口コミはほとんど技術的なものには触れていなかった。なお、今はその歯科医には通っていない。その理由は自費医療費が不明瞭だからであった。たぶんその歯科医は東京だと今よりずっと成功すると思う。 嫁さんはとっくにその歯科に見切りをつけたが、その理由は痛いからであった。よく、歯科医の良し悪しを痛い・痛くないで評価する傾向があるが、あれって関係なくないか? 僕は精神科医な

    『精神科はどこに行けば良いかわからないと言う話』
    diet55
    diet55 2023/09/07
    私の経験だとネットの口コミは50%ぐらいあてになる。よいことも悪いことも、思い当たる。保健所も大ハズレするときも。その医師と病状との相性、急性期か、寛解していて薬をもらいに行くだけか、にも左右されそう。
  • 『大学時代の友人から紹介される患者さん』

    大学時代の友人で今なお医療で付き合いがある人は限られている。過去ログで「精神科はどこに行けば良いかわからないと言う話」と言う記事があるが、この中で僕も受診先を選ぶ際に困ると言う話が出て来る。 今、定期ないしたまに受診している友人のクリニックは、内科が2名、皮膚科が1名で、この3名は時々、四方山話ができる程度の付き合いがあるとはいえる。整形外科や眼科は同門の先輩だったりと、大学時代の友人とは言えない医師である。 今日は、逆に彼らから紹介される患者さんの話である。 僕の患者さんを他の精神科病院ないしクリニックの医師名を指定して紹介した時は悉く断られている、と思ったが、良く考えるとクリニックは大抵診てくれていることに気づいた。断られた時が衝撃的なので、そういうイメージなのである。 僕のオーベンは特殊な分野のスペシャリストなので、ある医師を紹介したが、いとも簡単に断られた。よく考えると、患者さんが

    『大学時代の友人から紹介される患者さん』
    diet55
    diet55 2023/09/07
    え!他院からの紹介を断ることがあるの???「しかし、その医師に僕の患者さんを紹介した時、やはり、いとも簡単に断られたのである。」「自身のこと(特に健康面)を考えていたからこそ、断ったのである。」
  • 『患者さんは精神科医のどういうところを見ているのか?』

    診察中、転院前の精神科医がどんな風だったかを話す患者さんがいる。それはマイナスの話が多いが、「患者さんはそんなところを見ているんだ」と驚くし、どのようなことが患者さんの心証を悪くするか参考にもなる。以下に例を挙げる。 ◯精神科医がジーパンで診察していた。 これはどうなんでしょう。精神科医はフォーマルな格好で診察することはむしろ稀で、特に単科精神科病院では、普段着で診察している医師が多いのではないかと。男性精神科医では、ステテコで診察している人がいるくらいなので、ジーパンくらいで驚いてはいけない。 自分はどうかというと、ジーパンは持っているが、伸縮性が乏しいので診察時には着たくない。また、この話を聴いてからいっそう着にくくなった。何故なら、その患者さんは、ジーパンを着て診察しているなんて不真面目すぎると語っていたから。ジーパンは自宅で洗えるので、クリーニング代の節約になると言ったところ。 ◯

    『患者さんは精神科医のどういうところを見ているのか?』
    diet55
    diet55 2023/07/07
    某有名病院の精神科長で、講演などもしている精神科医の女医が診察室で、マリメッコのような花柄のワンピースを着ていたので、目がチカチカしてまともに向き合って見られなかった。ちなみにめちゃくちゃ高圧的だった
  • 『改正精神保健福祉法案可決成立について』

    令和4年12月、精神保健法改正案を含む、「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律等の一部を改正する法律案」が参議院会議で可決成立している。 今回の改正で家族の同意が得られない際に、精神保健指定医の判断と市町村長の同意で医療保護入院が可能となった。以下は上記リンクの要点。 医療保護入院の見直し 元来医療保護入院制度は、「基的に人の意思を尊重するという原則においても、症状の悪化により判断能力が低下するという精神疾患の特性を考慮して」、人の同意が得られない場合においても入院治療へのアクセスを確保する必要から創設された経緯があります。精神保健指定医の判定の許、家族等1名の同意を得ることが要件となっています。今回の改正においては、①家族等が同意・不同意の意思表示を行わない場合にも、市町村長の同意を可能とする等、適切な医療を提供できるようになりました。②医療保護入院の入院期間

    『改正精神保健福祉法案可決成立について』
    diet55
    diet55 2023/05/20
    「注意点は、市町村長同意に基づく医療保護入院は、入院の瞬間は、精神保健指定医1名の判断による非同意(非任意)入院になること」
  • 『大学病院精神科と単科精神科病院のすみ分けについて』

    大学病院はかつては紹介状なしで初診も可能だったと思うが、今は原則、紹介状がないと初診できない。 僕が研修医の頃の大学病院精神科は病床数が少なく50~60床しかなかった。しかも、実際に入院しているのはその6~7割だったと思う。 当時、なぜ満床にできないかと言うと、看護師の入院患者の増加への拒絶が大きかったことがある。全ての大学病院がそうではないと思うが、今風に言えば、働き方改革に反すると言ったところであろう。 看護師にとって、入院患者が増えれば増えるほど仕事が大変になるという主張である。これは医師からの視点では異常に見えることで、たいていの医療行為は大学病院では医師が行う。セレネースやセルシンの筋注ですらそうである。それなのにこの程度の患者数で仕事が忙しくなると言うのはおかしい。 実際、当時の看護スタッフには共産党支持者がいて、選挙の前に僕に比例代表に「共産党」に入れるように頼んだ看護師もい

    『大学病院精神科と単科精神科病院のすみ分けについて』
    diet55
    diet55 2023/05/14
    「大学病院精神科は急性期のみ」「大学病院から単科精神科病院に転院するように言われた時、最先端の治療を諦められたわけでも、捨てられたわけでもなく」「単科精神科病院の方がコメディカルスタッフが充実」
  • 『登山者の遭難時の判断や幻覚の話』

    僕は過去ログで人の判断に非常に興味があると記載している。これは上に挙げた過去ログに詳しい。 僕はたまに看護師さんや薬剤師さんから、「あら先生、山登りされますか?」と聴かれることがある。この答えはいつも「山登りはしないですね」である。なぜ聴かれるかと言えば、服装がそれっぽいんだそうである。特に冬は防寒のために軽くて保温性の高い服を登山専門店まで行き買ったりする。 全く山に登ったことがないかと言えば、学生の時、1度だけ友人数人と一緒に久住山に登った。もちろん登山は日帰りである。微かな記憶では、前泊で温泉旅館に泊まって翌朝出発だった。行かないでも全然良かったが、友人が多く行くので登山やリュックを買い準備して登山した。それ以来、このタイプの登山はしたことがない。登山もこの1回だけで邪魔になるので処分してしまった。 人の判断に興味があると書いたが、もしかしたら遭難し死亡しかねない山に登るという決

    『登山者の遭難時の判断や幻覚の話』
  • 『フルニトラゼパム出荷停止の話』

    フルニトラゼパムの錠剤にビニール片などの異物が混入し現在出荷停止になっている。これは原材料を扱う辰巳化学に起因するため、どのジェネリックメーカーなら大丈夫と言うのがない。 しかし先発品のサイレースは購入できるので、全く同じものがなくなるわけではないようである。 今回驚いたのは、ロヒプノールが発売中止になっていたこと。 エーザイがロシュのロヒプノールを吸収し、それまでエーザイが発売していたサイレースに一化したようなのである。 ロヒプノールとサイレースのように併売されている先発品の一方が発売されなくなることはたまにある。例えばセパゾンとエナデールのようなケースである。これはエナデールがなくなりセパゾンが残った。またコントミンとウィンタミンもそうである。これはウインタミンが発売中止になりコントミンが継続して発売されていた(現在出荷停止)。 よく考えると、ロヒプノールは海外では麻薬扱いとなってい

    『フルニトラゼパム出荷停止の話』
  • 『今年の花粉症が例年より酷い話』

    最近、ここ数週間、スギ花粉が大量に飛び交っているためか花粉症が半端ない。くしゃみ、鼻水、目の痒みが酷い。特に今年は最悪のレベルである。 僕は子供の頃からアレルギー性鼻炎の経験がなかったが、他のほとんどの児童も同様だった。僕が始めて花粉症なるものを経験したのは、ピロリ菌を除菌してからである。ピロリ菌は除菌する価値がある医療なので、もしこれが間接的に契機となっていたとしてもやむを得ない。 僕の皮膚科の友人に、「アレルギーに寄生虫が関与していると言う話がある」と問うと、あまり関係がないのでは?と言うので、信憑性は怪しいのかもしれない。 花粉症は、僕が子供の頃に滅多にいなかったのは、当時の衛生状態が関係している。今は衛生状態が良くなり過ぎているのである。僕は今に比べ当時の衛生状態が著しく悪かったと思わないが、子供が遊ぶ環境がかなり違う。 近所の公園に砂場があるが、子供が数人集まって遊んでいる様子を

    『今年の花粉症が例年より酷い話』
    diet55
    diet55 2023/03/23
    「最近、ある重大なことに気付いた。それは入院中の統合失調症の患者さんの花粉症の有病率が非常に低いように見えることである。自分の患者さんにはほぼいないと言って良い。これは年齢も考慮されるべきで、」😅
  • 『Amebaプレミアムに入ったこと』

    今月になり、初めてAmebaプレミアムに入った。今後はアメブロの広告が全てなくなる。 精神科関係のブログの広告は一部、ブログの趣旨や方針に沿わないものもあると思うので、以前からAmebaプレミアムに入ることも考慮していた。その理由は、僕がアフィリエイト目的で広告を付けていると錯覚する読者さんもいると思うからである。 過去ログにもあるが、このブログは収益を目的としていない。 上の記事から抜粋。 このブログは個人のアフィリエイトはなく、広告があるとすればアメブロのものである。このブログは元々、収益を目的としていない。むしろ一切、利益が出ないように努めているほどである。無料ブログだったことで残念なことが1つ。それは過去のアメブロメールの記録が残っていないことである。 アメブロをやった人はわかるが、アメブロメールは受信、送信とも2か月で消える。有料だとずっと保存できるのである。たまに読者さんのメー

    『Amebaプレミアムに入ったこと』
    diet55
    diet55 2023/03/07
  • 『精神科病院の新型コロナクラスターの話』

    精神科病院で新型コロナ感染者が出ると、精神科疾患の特性により病棟内でクラスターになりやすい。 その疾患特性とは感染予防のルールが理解できない、十分に守れないなどが挙げられる。例えばマスクを正しく付けられないとかマスクをすぐに外してしまうなどである。また、精神科病棟内のゾーニングが難しいこともある。4人部屋を感染症だけの患者さんにまとめても、すぐに出てきてしまうなどである。精神科病院での新型コロナ流行時の難しさは以下のTwitterなどにも詳しい。 感染症、感染防御専門のEARLさんのtweet 精神病院のコロナ対策がいかに困難か一度介入に入ってみたら分かりますよ。人員の少なさ、患者の特殊性等、通常の医療機関での感染対策は通用しない世界です。現場を知らない方はずいぶんと気楽ですね https://t.co/WYTGOEwmpF — EARLのコロナツイート (@EARL_COVID19_tw

    『精神科病院の新型コロナクラスターの話』
    diet55
    diet55 2023/02/04
    ひえー。「しかしある時、1名患者さんの感染者が出た際、院内の感染爆発は止めることなどできなかったのである。なんと、その病棟の80%の患者さんが(中略)医師も1名以外は全員感染した。僕ももちろん感染した」
  • 『診察時にタブレットがあると便利』

    精神科医はカルテに主に日語で記載している。もし100%、英語ドイツ語とか、稀にフランス語で記載しているとしたら、真にリアルには記載していないと言える。なぜなら翻訳しているわけで。 そもそも患者さんの話す内容をカルテに「てにをは」を含め100%正確に一字一句間違えずに記載せねばならないらしい。当時、スマホもない時代で録音もできるウォークマンがないと無理な話であった。 僕は、そのようなことは研修医の頃から意味がないと気づいていたので、もちろん正確には記載していなかった。(できなかったと言うのが正しい) ただし、精神科医が患者さん(およびカルテと言う作品)にかける時間と、精神症状の改善の規模は比例しない(←重要) カルテと言う作品と言うと大げさになるが、確かに価値があると思えるカルテが書ける精神科医がいる。それは文学的と言うのはニュアンスが違う。精神症状を正しく相応しい日語(もちろん語彙が

    『診察時にタブレットがあると便利』
    diet55
    diet55 2023/01/09
    私の前の主治医はすぐにその場で調べていました。「ある薬を処方するとして、何錠(何㎎)から始めるのか、何日過ぎれば増量できるのかはっきり思い出せないことがある。」「電子カルテについて行けない看護師がいる
  • 『筆ぐるめ30インストール顛末記』

    僕は長いこと筆ぐるめの旧バージョンを使っていた。なんと「筆ぐるめ20」で使用パソコンもWindows7である。今はほぼWindows10を使っているが、事情がありWindows7のノート2台もたまに使っている。 Windows7を使わざるを得ない事情の1つは筆ぐるめ20を使うため。もう1つは暗号通貨のハードウェアウォレットのシード(ニーモニック)用である。シード用パソコンは決してWi-Fiに接続しないのでWindows7で問題ない。Panasonicのレッツノートはワイヤレスの物理ボタンが付いているのが良い。うっかりWi-Fi接続なんてことが起こらないからである。 当時の筆ぐるめ20はCDかDVD版だったが、たった1台にしかインストールできない仕様でソフトの引っ越しができない。筆ぐるめは年末年始にしか使わないので、そのためだけに新しいソフトを買うのは面倒だったのである。使える限り使うつもり

    『筆ぐるめ30インストール顛末記』
    diet55
    diet55 2022/12/26
    好奇心旺盛だなー(^^) 「Windows7を使わざるを得ない事情(中略)もう1つは暗号通貨のハードウェアウォレットのシード(ニーモニック)用である。シード用パソコンは決してWi-Fiに接続しないのでWindows7で問題ない。」
  • 『最近、クリニックに行くような患者さんが単科精神病院に来る』

    最近、クリニックに行くような新患が、単科精神科病院に来るようになった。これは色々な意味で興味深い。 患者さんがクリニックに初診しようとすると、予約になりしばらく待たされることが多い。「来月の〇日に来てください」くらいならまだ良い。先日初診した婦人は、「年内は予約が難しい」と言われたそうである。 うちの病院は数年前は、病院に来た日に初診で見ていたが、今は収拾がつかないとか、医師により新患患者数に偏りが出るなど不公平になるため予約制にしている。基、電話で予約受付をするが、運が良いならその日の午後に初診できる。待っても1週間以内である。 どうしてもその日に診てもらいたい、という希望があれば、僕はなんとかその日に診るが、その希望は受けいれられない病院の方が多い。なぜ、その人を診るかと言うと、そこまで言うからにはかなり悪いかもしれないと思うから。実際には、しばらく休みが取れないなど普通の理由のこと

    『最近、クリニックに行くような患者さんが単科精神病院に来る』
    diet55
    diet55 2022/10/23
  • 『統合失調症の患者さんの収容の話』

    時に60歳くらいの統合失調症の患者さんが生まれて初めて精神科に受診し、そのまま入院になることがある。このような人は大抵、発病年齢が遅く、悪い精神状態であっても家族が病院に受診させられなかった人が多くを占める。 10年以上前、役場の精神科無料相談を手伝っていた。そのような相談の中に、家族が何らかの精神病を発症しているが、精神科病院に連れて行けず苦悩しているのを診ることがあった。 しかも、「病院になんとか連れて来れれば僕が治療しましょう」とまで言っても、実際に治療に行きつける人は10人に1人もいなかった。この無料相談を辞めた理由の1つは、精神科治療に繋がることがあまりに少なく、苦労の甲斐がないと思ったからである。 このような人たちは無治療のまま年齢を重ね高齢者となっていくのであろう。以下はヤフーニュースから。 この事例は今回紹介した世代よりかなり若いが、記事のように亡くならない場合、おそらく数

    『統合失調症の患者さんの収容の話』
    diet55
    diet55 2022/10/13
    「役場の精神科無料相談を手伝っていた。」という部分に興味があったけれど、本筋は「引きこもりはある種の防衛機制」「初診日に外来だけで家に帰してしまうと」。「医療保護入院がなくなると(略)当事者の家族で」
  • 『現在の外来の高齢統合失調症の話』

    30年くらい前と現在の統合失調症の外来患者さんの精神症状の違いについて。特に高齢者の人。 今は統合失調症の様々な精神症状が残遺し、昔であれば長期入院治療をしていた患者さんも外来で治療していることが多くなった。 外来治療で対応できるようになった要因は、グループホームなどの療養環境の整備が大きい。また精神科病院やクリニックからの訪問看護やデイケアなども貢献している。 昔、多くの若い統合失調症の患者さんが単科精神科病院に入院していた時代は、彼らの受け皿になるような社会資源が乏しかったのも大きく関係している。 今は外来患者さんのうち相当に重い人も地域で生活している。ところが、最近気づいたことは、新規にこのタイプの患者さんが増えてはいないこと。 今の70~80歳代の統合失調症の外来患者さんたちは、退院後行き場がなく社会的入院だった人たちがグループホームやアパートに退院し外来患者さんになった。それ以外

    『現在の外来の高齢統合失調症の話』
    diet55
    diet55 2022/10/13
  • 『コンビニのアルバイトができる人はレベルが高い』

    精神疾患によりアルバイトも向き不向きがある。僕はコンビニのアルバイトができる人はポイントが高いと思う。これは、コンビニでアルバイトができる人は他のアルバイトも広くこなせそうと言う意味である。ここでは、ミスが多く店長に叱られてばかりの人はできるとは言わない。 ある日の診察中、コンビニは色々なことを覚えねばならず、同時にしないといけない業務も多いので大変と言う話が出た。 現代のコンビニはキャッシュカードや交通系パスモなど様々な支払い方法があるし(チャージも含め)、税金の支払いや住民票も取れるようになり、レジ打ちだけできるのでは到底務まらない。 ADHDの患者さんで、コンビニよりもう少し易しそうにみえる居酒屋のアルバイトで、大学生なのにミスがあまりにも多く、店長から高校生やフリーターより遥かに仕事ができないと言われショックを受け、精神科に初診した人がいる。 これは障害に由来するミスの多さと仕事

    『コンビニのアルバイトができる人はレベルが高い』
    diet55
    diet55 2022/10/08
    1. コンビニ 2. 居酒屋。「その女子大生は間違いなく留年&退学するような状況だったが(略)今は役場に就職しコロナ対策の部署で忙しく働いている」「喫茶店、ホテル、ツタヤ、スターバックス、ホカ弁の厨房」。清掃