高須先生が選んだ「ナイジェリア大使館に2000万円持っていく」瞬間に、私たちDEAR Magazineは、メディアとして同行することとなった。そして、最終的に思わぬ展開になる。 メディアを利用する「アイデア」 高須先生が大使館に寄付金を渡すという選択をしたとき、BBC記者が高須先生に提案した方式は、大使館で寄付金を渡すところを写真や動画を共有し、BBCとディア・マガジンで取り上げることだった。 金額がメディアに記載されていて、証拠となる写真、および報道資料があれば、寄付金が選手たちにきちんと届けられる可能性を高めることができる。 弊メディアは現状規模的に大きくないが、日本での影響力はそこまで重要視されていない。大切なのは、ナイジェリアの人々が目にすることだ。そういった観点から見れば、BBC以上の適任者はいない。実際、大使館でも「BBCのおかげで、我々も高須先生の支援については聞いている。現