三豊市は、聴覚障害者や手話ができる支援者向けの「災害用バンダナ」を無料で配布している。聴覚障害者らが災害時などに身につけることで、手話や筆談のコミュニケーションが必要であることを周囲に知らせることができる。【喜田奈那】 災害用バンダナは墨田区聴覚障害者協会(東京都)などが製作。大きさは75センチ四方で、手や耳のイラストとともにピンクと紫に色分けし、「手話ができます」「耳が聞こえません」と書かれている。 それぞれのメッセージが見えるようにバンダナを三角に折って羽織ることで、周囲の人に手話や筆談の必要があることなどを示す。災害での避難時や避難所などでの使用を想定している。