今回の放送では「5拍子で楽しくなる音楽会」と題し、変拍子を好むU-zhaanが5拍子の音楽の魅力を紹介。これまでに環ROY、鎮座DOPENESSと7拍子の楽曲「七曜日」や、5と3分の2拍子という変則リズムを刻むBIGYUKIとのコラボ曲「Sunday Kitchen」をリリースしてきたU-zhaanだが、「5拍子は演奏していて楽しいのにお客さんが途端にリズムに乗らなくなる」と語り、一般的にはあまり聴き馴染みのない5拍子の楽しさ、そして聴き手の乗り方までをもレクチャーする。
活動50周年を経た今なお、日本のみならず海外でも熱烈な支持を集め、改めてその音楽が注目されている細野晴臣。音楽ナタリーでは、彼が生み出してきた作品やリスナー遍歴を通じてそのキャリアを改めて掘り下げるべく、さまざまなジャンルについて探求する連載企画「細野ゼミ」を展開中だ。 ゼミ生として参加しているのは、氏を敬愛してやまない安部勇磨(never young beach)とハマ・オカモト(OKAMOTO'S)という同世代アーティスト2人。毎回さまざまなジャンルについてそれぞれの見解を交えながら語っている。10コマ目のテーマとしてピックアップするのは「テクノ」。Yellow Magic Orchestra(YMO)のメンバーとしてテクノを世界に普及したと言っても過言でもない細野は、このジャンルをどう捉えているのか。安部とハマの持つテクノのイメージとは? 複数回にわたる記事の前編では、それぞれの率直
「空耳アワー」は、テレビ朝日系バラエティ番組「タモリ倶楽部」内で29年にわたって放送されている名物コーナー。外国語で歌われている曲なのに日本語のように聞こえる“空耳”ネタを視聴者から募集し、採用された投稿者には司会のタモリから手ぬぐい、耳掻き、Tシャツ、ジャンパーといった賞品が贈呈される。そんな「空耳アワー」を徹底的に研究し、膨大なデータをまとめた同人誌「空耳アワー辞典」を制作している、空耳アワー研究所というサークルがある。 一般的な音楽ファンとは異ったアプローチで音楽を味わっている人々に話を聞き、これまであまり目を向けられていなかった多様な楽しみ方を探る本連載。第2回はこの空耳アワー研究所の所長・川原田剛氏に取材を行い、空耳とともに生きたその半生や、2019年に亡くなった有名な空耳投稿者・高橋力氏との思い出など、さまざまなことを語ってもらった。 取材・文 / 橋本尚平 写真提供 / 川原
その顔ぶれは、審査員経験者の陣内智則と友近に、初審査員の麒麟・川島、古坂大魔王、ハリウッドザコシショウ、ホリ、マヂカルラブリー・野田クリスタルを加えた7名。彼らの審査と視聴者投票により優勝者が決定する。 「R-1ぐらんぷり2016」王者のハリウッドザコシショウは審査員のオファーについて「さすがカンテレ、目の付け所がやっぱり違うやん! さすがやんさすがやん! ええやんええやん! 2016年の『R-1』で優勝して世に出るようになり今があります。『R-1』に少しでも恩返しできるならと思いやらせていただきますわ!」とコメント。また前回大会チャンピオンのマヂラブ野田は「『R-1』はこれまで全大会出てきて、ほかの賞レースにもたくさん出てきましたけど、ついに審査員になる時代がやってきたかと(笑)。芸歴10年以内になったので、これまで鳴りを潜めていた若手に伸び伸びとやりたい放題にやってほしいです」と述べた
大滝が1981年3月21日にリリースし、“ロンバケ”という通称で親しまれてきたアルバム「A LONG VACATION」。「A LONG VACATION 40th Anniversary Edition」はその40周年を記念して発売されるもので、久米田によるポスターはマンガ家およびイラストレーター4人が「A LONG VACATION」のジャケットをモチーフにイラストを描く企画の第2弾として制作された。なお第1弾は本秀康が担当している。 久米田は自身原作のTVアニメ「かくしごと」のエンディングテーマに、大滝の代表曲「君は天然色」が起用されたという縁からこの「ロンバケ・コラボポスター企画」に参加。コメントでは大滝との出会いや、中学と高校時代に大滝の音楽をよく聴いていたと明かしている。久米田のイラストが用いられたポスターは、全国のCDショップ店頭や大滝の公式サイト、ソニーミュージック公式SN
「DAU. ナターシャ」はその膨大なフッテージから生まれた映画化第1弾で、ランダウが勤めていた物理工学研究所に併設されたカフェのウェイトレス、ナターシャが主人公となる。スカウトで起用された新人ナターリヤ ・ベレジナヤが演じるナターシャの目を通し、独裁の圧制のもとでたくましく生きる人々と、美しくも猥雑なソ連の秘密研究都市が描き出される。ナターシャの壮絶な運命を予感させる特報はYouTubeで公開中だ。 キャストたちはセットとして当時のままに再建された秘密研究都市で約2年間にわたり実際に生活し、カメラは至るところで彼らの姿を捉えた。町の中ではソ連時代のルーブルが通貨として使用され、出演者もスタッフも服装も当時のものを再現した衣装や食料で生活。毎日当時の日付の新聞が届けられるという徹底ぶりだったという。なお本プロジェクトにおいては、すでに劇場映画第2弾「DAU. Degeneration(原題)
渋谷系を掘り下げる Vol.14(最終回) [バックナンバー] 小泉今日子が語る“渋谷系の目利き”川勝正幸 未来へと受け継がれるポップウイルス 2020年12月17日 19:00 2104 76 × 2104 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 566 924 614 シェア 1990年代に日本の音楽シーンで起きた“渋谷系”ムーブメントを複数の記事で多角的に掘り下げてきた本連載。最終回となる今回は、エディター / ライターの川勝正幸を取り上げる。ピチカート・ファイヴ、フリッパーズ・ギター、スチャダラパー、ORIGINAL LOVE など、川勝は独自の審美眼で多くの渋谷系アーティストを雑誌やラジオを通じて、いち早く紹介してきた。2012年に不慮の事故で逝去した川勝ではあるが、星野源を筆頭に多くのアーティストやクリエイターが彼からの
山田は1945年生まれ、現在75歳。1990年の放送開始から30年以上にわたり「ちびまる子ちゃん」のナレーションを担当してきた。卒業は本人からの申し出を受けて決定したもので、山田はスタッフとキャスト、ファンに感謝を伝えながら「番組はまだまだ“後半へつづく” のである」とコメントを寄せた。なお新たなナレーターは、制作スタッフで今後オーディションなどを行ったうえで選出される。 キートン山田(ナレーター)コメント・・・・・・・・・・スタッフの皆さん・・・・・・・・・・キャストの皆さん・・・・・・・・・・・そして「ちびまる子ちゃん」ファンの皆さん、ありがとうございました!! 番組はまだまだ“後半へつづく” のである アニメ「ちびまる子ちゃん」制作チームコメント初回放送から約31年間…時に鋭く、そして優しく、ずっとまる子達(たち)を見守ってくれたキートン山田さん。アニメスタッフ一同、感謝の言葉しかあ
渋谷系を掘り下げる Vol.13 [バックナンバー] 多彩な才能が集った伝説のクラブ、下北沢SLITS 元店長・山下直樹が語る独自の“オール・イン・ザ・ミックス”感覚 2020年11月26日 19:00 882 56 京王井の頭線の急行で渋谷から1駅の距離にある世田谷区下北沢では、近年、大々的に再開発が進められている。一方で昔ながらの商店街と、中古レコード店、古着店、スケートボードショップ、ライブハウス、ロックバーなどが同居してきた街の特徴はむしろ売りにしようと試みられており、一帯にはまるでサブカルチャーのテーマパークのような雰囲気すら漂う。ただしかつての下北沢を──例えばZOOやSLITSを知っている人からすれば、少々きれいにまとまりすぎていると感じるかもしれない。 下北沢南口商店街、ミスタードーナツ向かいのビルの地下深くへと延びていく、細く急な階段。かつてその先には、1987年に下北ナ
一風変わった形で音楽を楽しむ人たち 第1回 [バックナンバー] インターネットの毎年恒例行事「裏紅白歌合戦」、22年目の大きな変化 フル出場だった和田アキ子が選外になり、ガチ相撲が廃止された理由 2020年11月16日 15:00 1349 117 × 1349 この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。 607 502 240 シェア 「NHK紅白歌合戦」の出場者発表に合わせて毎年11月に更新される「裏紅白歌合戦」というサイトがある。これは同番組をパロディにした架空の歌番組の出演者一覧という体で、その年によくも悪くも話題になった人物を挙げていくというジョークサイト。例えば2019年には「ヒャダインのセブンペイ決済音 VS ヤマハ音楽教室に2年間潜入したJASRAC職員のバイオリン演奏」といった、当時の話題を反映したいくつもの対戦が繰り
活動50周年を経た今なお、日本のみならず海外でも熱烈な支持を集め、改めてその音楽が注目されている細野晴臣。音楽ナタリーでは、彼が生み出してきた作品やリスナー遍歴を通じてそのキャリアを改めて掘り下げるべく、さまざまなジャンルについて探求する連載企画「細野ゼミ」を始動させる。 ゼミ生として参加するのは、細野を敬愛してやまない安部勇磨(never young beach)とハマ・オカモト(OKAMOTO'S)という同世代アーティスト2人。第1回では、細野のキャリアを語るうえで欠かせない音楽ジャンルの1つ、アンビエントミュージックを題材に語り合ってもらった。前編では細野とアンビエントの出会いを掘り下げたが、後編では作品との関連性を紐解いていく。 取材 / 加藤一陽 文 / 望月哲 題字 / 細野晴臣 イラスト / 死後くん アンビエントと精神性──細野さんの中で意識的にアンビエント的な作品にしよう
活動50周年を経た今なお、日本のみならず海外でも熱烈な支持を集め、改めてその音楽が注目されている細野晴臣。音楽ナタリーでは、彼が生み出してきた作品やリスナー遍歴を通じてそのキャリアを改めて掘り下げるべく、さまざまなジャンルについて探求する連載企画「細野ゼミ」を始動させる。 ゼミ生として参加するのは、細野を敬愛してやまない安部勇磨(never young beach)とハマ・オカモト(OKAMOTO'S)という同世代アーティスト2人。第1回では、細野のキャリアを語るうえで欠かせない音楽ジャンルの1つ、アンビエントミュージックを題材に語り合ってもらった。前編では細野と「アンビエントミュージック」の出会いを中心に聞く。 取材 / 加藤一陽 文 / 望月哲 題字 / 細野晴臣 イラスト / 死後くん 今の時代こそアンビエント──「細野ゼミ」第1回の題材は「アンビエントミュージック」です。 細野晴臣
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