ベストセラー『食堂かたつむり』の著者、小川糸が描く、鎌倉を舞台にした心温まる物語。そのストーリーと創作の背景を、著者にインタビュー! 2016/07/01 【ポスト・ブック・レビュー 著者に訊け!】 鎌倉を舞台にベストセラー作家が描く心温まる物語 『ツバキ文具店』 幻冬舎 1400円+税 装丁/名久井直子 装画/しゅんしゅん 小川糸 ●おがわ・いと 1973年山形市生まれ。08年『食堂かたつむり』を上梓。映画化や翻訳もされ、伊バンカレッラ賞、仏ウジェニー・ブラジエ小説賞受賞。他に『つるかめ助産院』『にじいろガーデン』『サーカスの夜に』、エッセイ『ペンギンと暮らす』『これだけで、幸せ』等。夏はベルリンで暮らし、モンゴルでは遊牧生活も経験。「少なく豊かに暮らすのが理想です」 手紙の全く効率的ではない手間や届くまでの曖昧な時間が物語を生むんです 暮らす、食べる、出会う。 08年の話題作『食堂かた