この企画発案者の吉井潤(都内公共図書館勤務) 分類別(社会科学部門)で一位となった『おじさん図鑑』(なかむら るみ絵・文,小学館)を手に。 オススメ本を選ぶ企画は書店員が選ぶ『本屋大賞』などがありますが、図書館員が投票して選んだものはあまりありません。また、図書館が出版界を少しでも盛り上げることはできないかと考えていました。 そこで、全国の公共図書館で働いている4,508人(2012年9月1日現在)のTRCスタッフが「来館者に手にとってもらいたい本」を投票で選んでみてはどうだろうと考えました。 手にとってもらいたい本とは、「内容がオススメ」、「あまり知られていないけどおもしろい」、「表紙・装丁、中の写真などが美しい」としました。