リチャード・シェイファー インタビュー前編 井上尚弥との激闘から6か月…プロモーターが語る5階級制覇王者ノニト・ドネアの今 なぜドネアと契約したのかーーあなたから見たノニト・ドネア(フィリピン)の魅力とは? リチャード・シェイファー・プロモーター(以下、RS) : ノニトは彼の階級では破格のパンチャーです。彼に勝とうと思えば、相手選手は12ラウンドにわたって完璧な試合が要求されます。1つでもミスを犯せば、経験とパワーに恵まれたノニトはそこに付け込み、KOしてしまう。日本での井上尚弥(大橋)との戦いでももう少しでそうなるところでした。これまで多くの好試合の主役になってきたことが示す通り、ノニトは常にエキサイティングなファイトを見せてくれる選手でもあります。“退屈”という単語はノニトには最も縁遠い言葉なのです(笑) ーーあなたも昨年11月には来日を果たしましたが、改めてリングサイドで見た井上対
ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)と、WBO同級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)の3団体統一戦は、4月25日(日本時間26日)に米ラスベガスで予定されていたが、米国を含む世界的な新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった。そんな中、米メディアでは「最も破壊的なパンチャー10傑」を格付け。日本の誇るモンスターは堂々の2位に選出されている。 【画像】“破壊的な強打”で多くの猛者を倒してきた… 「このアングル斬新だ」と本人驚き! WBSSが公開した井上の“無慈悲写真”の実物 もはや驚きはないかもしれない。「ランキング ボクシング界で最も破壊的なパンチャー10人」と特集したのは、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」だった。マッチメーカー、プロモーター、トレーナー、元選手が全17階級の現役タイトルマッチ経験者から最強パンチャーを選出する企画。この
前日計量を一発でクリアした井上尚弥とドネアの両者。井上はオッズの支持通りに勝てるのか、ドネアに番狂わせの機会はあるのか?(写真・山口裕朗) ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級決勝(7日・さいたまスーパーアリーナ)の前日計量が6日、東京九段下のホテルグランドパレスで行われ、WBA、IBF世界同級王者の井上尚弥(26、大橋)はリミットの53.5キロ、5階級制覇王者で現WBA世界同級スーパー王者、ノニト・ドネア(36、フィリピン)は53.3キロの200グラムアンダーでクリアした。ドネアが「勝てば最強を証明できる」と言えば井上は、「最高の試合をするだけ」と返した。ブックメーカーの予想オッズは、井上勝利が「1.12」倍から「1.15」倍でドネア勝利が「5.1」倍から「5.7」倍と圧倒的に井上が支持され、大橋秀行会長は「パッキャオを超える日本人になっていく」と6階級制覇の現W
ダブル世界戦(11月7日、さいたまスーパーアリーナ)の予備検診が4日、都内のホテルで行われた。ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント決勝でWBA世界同級スーパー王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)と激突するWBA&IBF世界同級王者・井上尚弥(26=大橋)は身長で5.7センチ、リーチで3センチ、ドネアを下回ったものの、胸囲では2.5センチ上回った。 【写真】ドネアと同じ体型のスパーリングパートナーとポーズをとる井上尚弥 井上は「何度も対面しているし、印象は変わらない。ただ、お互いに(減量が進んで)ちょっと小さくなったな」と笑ってみせ、数値で下回ったことについては「そこをどう考えて戦うか?そこだけ」と意に介さず。「やることはやったので不安材料は何一つない。試合で自分のやりたいことをすべてぶつけるだけ」と言い切った。 対するドネアは検診に臨む井上の背後でVサ
ボクシングのWBC世界スーパーバンタム級王座統一戦が13日(日本時間14日)、米カリフォルニア州カーソンで行われ、暫定王者・亀田和毅(協栄)が正規王座レイ・バルガス(メキシコ)に0-3で判定負け。王座統一に失敗した。米メディアではこの凡戦を「最大の失望」と改めて酷評。「見るに耐えないファイト」とまで一刀両断している。 【動画】「酷い試合」「見たい選手じゃない」と米記者辛辣! 客席から「Boooooooo!」の大合唱が…バルガスが和毅を下した判定決着の瞬間 タイトルマッチが続いた1週間のボクシングシーンを総括したのは米スポーツ専門局「ESPN」だった。そこではスーパーバンタム級の一戦が槍玉に挙げられている。 特集では亀田の判定負けを「最大の失望」に選出。「見るに耐えないファイト」と決めて凡戦を批判している。 3人のジャッジがいずれも117-110でバルガスを支持する完勝だったが、「バルガス贔
12日にエディオンアリーナ大阪で、ボクシングWBC世界ライトフライ級タイトルマッチが行われた。 チャンピオンの拳四朗(27=BMB)が、最強挑戦者の同級1位のジョナサン・タコニン(32=フィリピン)を衝撃KOで下し、試合を決めた。 ワンパンチで試合を決める序盤はフットワークを使う拳四朗に対して、サウスポースタイルのタコニンは、プレッシャーを掛ける。 軽量級では、破格の8割KO率を誇るタコニンのパンチは迫力がある。 拳四朗は、右を放ちタコニンの前進を止め、ジャブで距離を測りながら、右のパンチをタイミングで合わせていく。 身長が低いタコニンを相手に、時折右アッパーを打ち、タイミングよくパンチを決めていた。 徐々に、拳四朗がペースを掴みタコニンにパンチを集めていく。ベストな間合いを掴んだのだろう。 タコニンは、一発狙いで強打を振り回すが拳四朗には当たらない。パンチが当たらないのは、焦りに繋がりス
7月13日(日本時間14日)アメリカのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで、 WBCスーパーバンタム級暫定王者の亀田和毅(27=協栄ジム)と、正規王者レイ・バルガス(28=メキシコ)の王座統一戦が行われる。 アマチュア時代に敗戦したバルガスとプロで激突する。試合が決まったタイミングで、和毅に単独インタビューを行った。 新しいトレーニングーーー前回の試合から、「フィジカルトレーニングを取り入れた」と言っていましたが、どうですか? 亀田:すごくいい感じです。3月から神戸でやって、今2カ月ぐらいですが、毎日成長しています。気持ちが非常に強くなりました。 ーーーそれはトレーニングがきついからですか? 亀田:トレーニングの内容ですね。 人は限界を自分で決めていますよね。それがみんな低くて、まだまだ出来るのに「ああ、もうしんどい、やめよう。」と、自分でブレーキをかけている。 俺も低かったんですが、
ボクシングのWBA世界ミドル級タイトルマッチが、12日にエディオンアリーナ大阪で行われ、前王者・村田諒太(帝拳)が世界王座奪還に成功した。王者ロブ・ブラント(米国)に2回TKO勝ち。昨年10月に米ラスベガスで行われた世界戦で、王者だった村田は大差判定負けで挑戦者ブラントを相手に王座陥落。前回は1200発超のパンチを被弾する屈辱を味わったが、9か月ぶりの再戦で見事リベンジに成功した。 【動画】大阪が、日本が熱狂! 最後は強烈な右でブラントがぐらつき、そして…村田が演じた“衝撃2回TKO”の実際の瞬間 普段は笑みを浮かべながら歩く村田が、覚悟を決めたような真剣な眼差しで入場。会場のファンから「村田、勝ってくれー!」と、勝利を願う無数の声が上がり、リング上で名前がコールされると、大声援が巻き起こった。 運命の再戦のゴングが鳴る。初回からブラントはエンジン全開だ。村田もブロックしながらも、徐々に反
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級で決勝に進んだWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)。米ボクシング専門誌「ザ・リング」のパウンド・フォー・パウンド(PFP)で4位に選出されるなど、現在ボクシング界で屈指の実力者として世界的な名声を高める中、元ミドル級世界王者ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)を育てた名伯楽が「全盛期なら井上も手に余る」と分析する、レジェンドがいるという。 【動画】日本が、世界が衝撃! ロドリゲスは膝を突き、顔面蒼白で戦意喪失…2回KO勝ちした井上の“鮮烈ダウン”の実際の瞬間 「ファンタジー・ファイト」という現役選手とかつてのレジェンドが対戦した場合の勝敗を予想する企画を行ったのは、英ボクシング専門メディア「ボクシング・ソーシャル」公式YouTubeだった。 登場したのはゴロフキンら名手を育てたトレーナー、アベル・サンチェス氏。井上
ボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級決勝進出を決めたWBA&IBF王者・井上尚弥(大橋)。“ボクシングの聖書”と呼ばれる米専門誌「リング」のダグ・フィッシャー編集長は討論番組「ザ・リング・レポート」で「パウンド・フォー・パウンド(PFP)最強のパンチャー」と絶賛。過去3試合で世界王者3人を計441秒でKOしている圧倒的な強さを「ロマチェンコもクロフォードもできるというのか?」とPFP二大巨頭を凌ぐほどと評価している。 【画像】「このアングル斬新だ」と本人驚き! 天井から撮られたリングに映るのは…WBSSが公開した井上の“無慈悲写真”の実物 リング誌がスタートさせた「ザ・リング・レポート」最新版では、フィッシャー編集長、ボクシングの実況を務める司会者のベト・デュラン氏、格闘専門メディア「ファイトハブTV」の創始者マルコ・ビレガス氏という、ボクシング界の識
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)が英スコットランド・グラスゴーでIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)とのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝(日本時間19日早朝)に挑む。昨年5月、井上のバンタム級昇格初戦となるタイトルマッチで1回1分52秒でTKO負けを喫した元王者ジェイミー・マクドネル(英国)は地元中継局に登場。「今となっては言える。彼のパワーはまさに本物だった」と恐怖のモンスター体験を告白している。 【動画】日本が、世界が衝撃! ロドリゲスは膝を突き、顔面蒼白で戦意喪失…井上尚弥が2回TKO勝ちを決めた実際の瞬間 事実上のWBSS決勝とされるこの一戦。井上は前日計量で研ぎ澄まされたバッキバキの肉体を披露し、現地ファンを沸かせたが、試合はボクシング熱高まる英国で最大の衛星放送「スカイスポーツ」で生中継される。同局では昨年5月、井上の
ボクシングのWBA世界バンタム級王者の井上尚弥(26)が、ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝で、IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)と対戦する。 試合は、スコットランド・グラスゴーで、18日(日本時間19日)に行われる。井上は、試合10日前に日本を出発し、現地で調整を続けている。決戦まであと僅かだ。 注目の無敗対決ここまで、圧倒的な強さを発揮してきた井上だが、今回対戦するロドリゲスを「対戦したボクサーの中で一番」と警戒している。 ロドリゲスは、プエルトリコ出身の世界王者で、ここまで19 勝(12KO)無敗の戦績を誇っている。 アマチュアのキャリアも豊富で、ユースオリンピックで金メダルも獲得している。昨年5月に世界タイトルを獲得し、プエルトリコで、将来を期待されているボクサーだ。 一発のパワーはないが、当て勘がよく、まとめるのが上手い。タイミングでK
ボクシングのWBA世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)は5月18日にスコットランド・グラスゴーで行われるワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝でIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦する。米ボクシング専門メディアが発表した最新版のパウンド・フォー・パウンド(PFP)では「8位」にランク付けされるモンスターだが、WBSSで優勝すれば「年末にはPFPトップも」と予想している。 【画像】「ミニ・マイク・タイソン」と絶賛! ついに井上尚弥が英の専門誌の表紙にも登場 最新版のPFPを発表したのは米メディア「ボクシングシーン.com」だった。トップには2度目の防衛を飾ったWBO世界ウエルター王者のテレンス・クロフォード(米国)が選出される中、井上は8位となった。 寸評では「イノウエはプロのキャリアをスタート直後からセンセーショナルであり続けた」と全勝中の3階級制覇王
昨年10月に行われたボクシングのワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)バンタム級初戦で、WBA世界王者・井上尚弥(大橋)に70秒KO負けを喫した元WBA世界スーパー王者フアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)。3月9日に米ロサンゼルスで14戦全勝のダミアン・バスケス(米国)との再起戦に臨む猛者は「あれはなかったことにしたい」と“モンスターの悪夢”を振り返っている。米ボクシング専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。 【画像】これが「なかったことにしたい」一撃! 「合成写真っぽい」「腕が伸びてる!」と反響…井上が公開して話題を呼んだパヤノ戦の“戦慄の左”の決定的瞬間 昨年10月、横浜アリーナでパヤノは悪夢を見た。序盤鋭いジャブを放つなど動きの良さを見せたが、井上が初めて放った鮮やかなワンツーを被弾。キャリア初のKO負けの屈辱を味わった。さらに年末には、この試合が
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